第4章 サブスクリプションの管理
Red Hat Support Tool でのエラーメッセージの強化
Red Hat Support Tool
では、ディスク領域不足などでデバッグシンボルをダウンロードできない場合に表示されるエラーメッセージが改善されました。
Subscription Manager
Red Hat Enterprise Linux の Subscription Manager は、ユーザーアタッチメントの直後に
redhat.repo
ファイルを作成し、yum
ユーティリティーを待機しません。
Subscription Type
のフィールドはこれまで Subscription Manager に含まれていました。このフィールドがグラフィカルユーザーインターフェースに加えてコマンドラインインターフェースでも表示できるようになり、使用されているサブスクリプションの種類が分かります。これがサブスクリプションの動作を進める属性を決定します。
Subscription Manager の GUI 内で直接管理することで、リポジトリーを有効、無効にすることができます。
以下に挙げるコマンドラインインターフェースの機能強化が導入されています。
- では、
rhsm-debug system
ツールがバグレポートに添付されるファイルを含む tar ファイルを作成します。 subscription-manager list --available
コマンドの出力に 2 つの新たなフィールドが追加されました。Provides
フィールドでは、システムに有効な製品名が表示されます。Suggested
フィールドは、コンプライアンスを促進し、GUI とのパリティーを提供するために追加されました。subscription-manager list --available
コマンドの出力が stock-keeping unit (SKU) を含むようになりました。