1.10.4. VIRTUAL SERVERS


仮想サーバー パネルは、現在定義されている仮想サーバーのそれぞれの 情報を提供します。表内の項目には、仮想サーバーのステータス、サーバー名、サーバーに 割り当てられた仮想 IP、仮想 IP のネットマスク、サービスの交信先のポート番号、使用するプロトコル、 及び、仮想デバイスインターフェイスがあります。
The VIRTUAL SERVERS Panel

図1.33 The VIRTUAL SERVERS Panel

仮想サーバー パネル内に表示された各サーバーは、そこから出る 画面、すなわち サブセクション 上で設定することができます。
サービスを追加するには、追加 ボタンをクリックします。 サービスを削除するには、仮想サーバー横のラジオボタンをクリックしてサービスを選択し、 削除 ボタンをクリックします。
表内の仮想サーバーを有効/無効にするには、そのラジオボタンをクリックしてから、 有効/無効にする ボタンをクリックします。
仮想サーバーを追加した後は、左側にあるラジオボタンをクリックすることにより その設定が可能になり、編集 ボタンのクリックで 仮想サーバー サブセクションを表示することができます。

1.10.4.1. 仮想サーバー サブセクション

The VIRTUAL SERVER subsection panel shown in 図1.34「The VIRTUAL SERVERS Subsection」 allows you to configure an individual virtual server. Links to subsections related specifically to this virtual server are located along the top of the page. But before configuring any of the subsections related to this virtual server, complete this page and click on the ACCEPT button.
The VIRTUAL SERVERS Subsection

図1.34 The VIRTUAL SERVERS Subsection

Name
仮想サーバーを識別する為の説明的名前です。この名前はマシンのホスト名ではない ですから、説明的で判り易くします。HTTP などの仮想サーバーによって使用されるプロトコルを参照する名前も 可能です。
Application port
サービスアプリケーションがそれを通じてリッスンするポートの番号。
Protocol
ドロップダウンメニュー内に UDP か TCP の選択を提供します。
Virtual IP Address
The virtual server's floating IP address.
Virtual IP Network Mask
ドロップダウンメニュー内のこの仮想サーバー用のネットマスク。
Firewall Mark
複数ポートプロトコルを束ねる場合、又は別々でも関連したプロトコル用の複数ポート仮想サーバーを 作成する場合に、入力するファイアウォールマーク用の整数です。
Device
仮想 IP アドレス フィールド内に定義された浮動 IP アドレスをバインドするネットワークデバイスの名前です。
公共浮動 IP アドレスは公共ネットワークに接続されたイーサネットインターフェイスに エイリアス化する必要があります。
Re-entry Time
実サーバー故障後にアクティブ LVS router が、実サーバーを使用する試みをするまでの 秒数を定義する整数値です。
Service Timeout
実サーバーが停止してしまって利用不可と判定されるまでの秒数を定義した整数値です。
Quiesce server
Quiesce サーバー ラジオボタンが選択されている時には、最低稼働機接続の表がゼロに再設定されており、新規の実サーバーノードがオンラインに来るとまるで全ての実サーバーが初めてクラスタに追加されるかのように、アクティブ LVS router が 要求を出すことができます。このオプションは新規サーバーが、クラスタに参加する時に多数の接続で負荷超過になることを防止します。
Load monitoring tool
LVS router は、rup 又は ruptime を使用することで 各種実サーバー上のロードを監視することができます。ドロップダウンメニューから rup が選択されると、各実サーバーは rstatd サービスを実行することになります。 ruptime が選択されると、各実サーバーは rwhod サービスを実行することになります。
Scheduling
ドロップダウンメニューからの優先スケジューリングアルゴリズムです。デフォルトでは、 能力別最低稼働機接続(Weighted least-connection) になります。
固執
クライアントのトランザクション中に仮想サーバーへの固執接続が必要な場合に使用されます。 このテキストフィールド内には、接続時間切れまでの許容不活動時間を秒数で指定します。
Persistence Network Mask
固執を特定のサブネットへ限定するために、ドロップダウンメニューから適切な ネットワークマスクを選択します。
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