2.7. GNOME Power Manager
GNOME Power Manager は、 GNOME デスクトップ環境の一部としてインストールされるデーモンです。以前のバージョンの Red Hat Enterprise Linux で GNOME Power Manager が 提供していた電源管理機能の多くは、Red Hat Enterprise Linux 6 では DeviceKit-power ツールの一部となり、Red Hat Enterprise Linux 7 では UPower に名前が変更されました (「UPower」)。ただし、GNOME Power Manager は 引き続きその機能のフロントエンドです。GNOME Power Manager は、システムトレイのアプレットを通じて、システムの電源ステータスの変化を通知します。たとえば、バッテリから AC 電源への変更です。また、バッテリーのステータスを報告し、バッテリー残量が少なくなると警告を表示します。