6.4.9. コンパイラーおよび開発ツール
gettext は、メモリー不足であっても未変換のテキストを返します。
以前では、テキストローカリゼーションの gettext() 関数は、メモリー不足の際にテキストの代わりに NULL 値を返していたため、アプリケーションにテキスト出力やラベルが欠けていました。このバグは修正され、メモリー不足の際に通常通りに gettext() が期待通りに未変換のテキストを返すようになりました。
locale コマンドでは、実行中にエラーに遭遇すると LOCPATH が設定されていることについて警告するようになりました。
以前では、locale コマンドは、無効な LOCPATH が原因でエラーが発生した時に LOCPATH 環境変数の診断を行いませんでした。locale コマンドは、実行時にエラーが発生する際に LOCPATH が設定されていることを警告するように設定されるようになりました。その結果、locale は LOCPATH と、発生した基本的なエラーを報告するようになりました。
gbp が、aarch64 SVE の core ファイルの z レジスターを読み取り、正しく表示できるようになりました。
以前では、gdb コンポーネントは、aarch64 スケーラブルベクター拡張 (SVE) アーキテクチャーとの core ファイルからの z レジスターの読み込みに失敗していました。今回の更新で、gdb コンポーネントが、core ファイルから z レジスターを読み取るようになりました。その結果、info register コマンドには z レジスターの内容が正常に表示されます。
(BZ#1669953)
GCC がバージョン 8.3.1 にリベースされました。
GNU コンパイラーコレクション (GCC) がアップストリームバージョン 8.3.1 に更新されました。このバージョンには、多くのさまざまなバグ修正が含まれています。