5.8. Anaconda サービスおよび設定ファイル


Anaconda サービスと設定ファイルは data/ ディレクトリーに含まれます。アドオンサービスを起動し、D-Bus を設定するには、これらのファイルが必要です。

以下は、Anaconda Hello World アドオンの例です。

例5.2 addon-name.conf の例:

<!DOCTYPE busconfig PUBLIC
"-//freedesktop//DTD D-BUS Bus Configuration 1.0//EN"
"http://www.freedesktop.org/standards/dbus/1.0/busconfig.dtd">
<busconfig>
       <policy user="root">
               <allow own="org.fedoraproject.Anaconda.Addons.HelloWorld"/>
               <allow send_destination="org.fedoraproject.Anaconda.Addons.HelloWorld"/>
       </policy>
       <policy context="default">
               <deny own="org.fedoraproject.Anaconda.Addons.HelloWorld"/>
               <allow send_destination="org.fedoraproject.Anaconda.Addons.HelloWorld"/>
       </policy>
</busconfig>

このファイルは、インストール環境の /usr/share/anaconda/dbus/confs/ ディレクトリーに置く必要があります。org.fedoraproject.Anaconda.Addons.HelloWorld は D-Bus 上の addon のサービスの場所に対応する必要があります。

例5.3 addon-name.service の例:

[D-BUS Service]
# Start the org.fedoraproject.Anaconda.Addons.HelloWorld service.
# Runs org_fedora_hello_world/service/main.py
Name=org.fedoraproject.Anaconda.Addons.HelloWorld
Exec=/usr/libexec/anaconda/start-module org_fedora_hello_world.service
User=root

このファイルは、インストール環境の /usr/share/anaconda/dbus/services/ ディレクトリーに置く必要があります。org.fedoraproject.Anaconda.Addons.HelloWorld は D-Bus 上の addon のサービスの場所に対応する必要があります。Exec= で始まる行の値は、インストール環境でサービスを開始する有効なコマンドである必要があります。

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