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1.16. タイムアウト制限の変更

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サービスごとにタイムアウト値を指定すると、正常に動作していないサービスによってシステムがフリーズすることを防ぐことができます。指定しない場合、タイムアウトのデフォルト値は、通常のサービスの場合は 90 秒、SysV 互換サービスの場合は 300 秒です。

手順

httpd サービスのタイムアウト制限を延長するには、以下を実行します。

  1. httpd ユニットファイルを、/etc/systemd/system/ ディレクトリーにコピーします。

    # cp /usr/lib/systemd/system/httpd.service /etc/systemd/system/httpd.service
  2. /etc/systemd/system/httpd.service ファイルを開き、[Service] セクションに TimeoutStartUSec 値を指定します。

    ...
    [Service]
    ...
    PrivateTmp=true
    TimeoutStartSec=10
    
    [Install]
    WantedBy=multi-user.target
    ...
  3. systemd デーモンを再ロードします。

    # systemctl daemon-reload
  4. オプション:新しいタイムアウト値を確認します。

    # systemctl show httpd -p TimeoutStartUSec
    注記

    グローバルでタイムアウト制限を変更するには、/etc/systemd/system.conf ファイルの DefaultTimeoutStartSec を変更します。

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