1.6. IdM Healthcheck の設定の変更
Healthcheck の設定を変更するには、目的のコマンドラインオプションを /etc/ipahealthcheck/ipahealthcheck.conf
ファイルに追加します。これは、たとえば、ログローテーションを設定し、ログを自動分析に適した形式にしたいが、新しいタイマーを設定したくない場合に便利です。
この Healthcheck 機能は、RHEL 9.1 以降でのみ利用できます。
変更後、Healthcheck が作成するすべてのログに、新しい設定が反映されます。この設定は、Healthcheck の手動実行にも適用されます。
Healthcheck を手動で実行する場合、設定ファイルの設定は、コマンドラインで指定したオプションよりも優先されます。たとえば、設定ファイルで output_type
が human
に設定されている場合、コマンドラインで json
を指定しても効果はありません。設定ファイルで指定されていないコマンドラインオプションを使用すると、通常どおり適用されます。