第8章 IdM Healthcheck を使用した IdM および AD 信頼設定の検証
Healthcheck ツールを使用して Identity Management (IdM) と Active Directory (AD) 間の信頼に関する問題を特定する方法を説明します。
8.1. IdM および AD 信頼の Healthcheck のテスト リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Healthcheck ツールには、Identity Management (IdM) と Active Directory (AD) 間の信頼のステータスをテストするためのテストがいくつか含まれています。
すべての信頼テストを表示するには、--list-sources オプションを指定して ipa-healthcheck を実行します。
ipa-healthcheck --list-sources
# ipa-healthcheck --list-sources
信頼に関連するすべてのテストは、ipahealthcheck.ipa.trust ソースの下にあります。
- IPATrustAgentCheck
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このテストは、現在のホストが信頼エージェントとして設定されているかどうかを SSSD 設定で確認します。
/etc/sssd/sssd.conf内の各ドメインで、id_provider=ipaは、ipa_server_modeがTrueであることを確認します。 - IPATrustDomainsCheck
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このテストでは、
sssctl domain-listのドメインリストと、IdM ドメインを除いたipa trust-findのドメインリストを比較して、信頼ドメインが SSSD ドメインと一致するかどうかを確認します。 - IPATrustCatalogCheck
このテストでは、AD ユーザー
Administrator@REALMを解決します。これにより、sssctl domain-statusの出力に、AD Global カタログと AD Domain Controller の値が追加されます。各信頼ドメインを対象に、SID + 500 の ID (管理者 ID) を持つユーザーを検索し、
sssctl domain-status <domain> --active-serverの出力をチェックして、ドメインがアクティブであることを確認します。- IPAsidgenpluginCheck
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このテストでは、IdM 389-ds インスタンスで
sidgenプラグインが有効になっていることを確認します。このテストでは、cn=plugins,cn=configのIPA SIDGENプラグインおよびipa-sidgen-taskプラグインに、nsslapd-pluginEnabledオプションが含まれていることも検証します。 - IPATrustAgentMemberCheck
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このテストでは、現在のホストが
cn=adtrust agents,cn=sysaccounts,cn=etc,SUFFIXのメンバーであることを確認します。 - IPATrustControllerPrincipalCheck
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このテストでは、現在のホストが
cn=adtrust agents,cn=sysaccounts,cn=etc,SUFFIXのメンバーであることを確認します。 - IPATrustControllerServiceCheck
- このテストでは、現在のホストが ipactl で ADTRUST サービスを開始することを確認します。
- IPATrustControllerConfCheck
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このテストでは、
ldapiが、net confリストの出力で passdb バックエンドに対して有効になっていることを確認します。 - IPATrustControllerGroupSIDCheck
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このテストでは、
adminsグループの SID が、ドメイン管理者の RID である 512 で終わることを確認します。 - IPATrustPackageCheck
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このテストでは、信頼コントローラーと AD 信頼が有効になっていない場合に、
trust-adパッケージがインストールされていることを確認します。