3.3. 高度なインストールタスクの実行
以下を行う方法を説明します。
- スクリプトを使用した CodeReady Studio のインストール。
- ソースコードから Red Hat CodeReady Studio Installer を構築。
3.3.1. スクリプトを使用した Red Hat CodeReady Studio のインストール
次に、スクリプトを使用して CodeReady Studio をインストールする方法を説明します。
手順
- https://developers.redhat.com/products/codeready-studio/download から Red Hat CodeReady Studio 12.14 Installer をダウンロードします。
Red Hat CodeReady Studio 12.14 Stand-alone Installer の
.jar
ファイルが含まれるディレクトリーに移動します。.jar
ファイルの内容を確認します。適切であればインストールを続行します。インストーラーを起動します。
$ java -jar codereadystudio-12.14.0.GA-installer-standalone.jar
画面の手順にしたがってインストールを完了します。
重要インストールする追加機能を選択するプロンプトが表示されたら、インテグレーションアプリケーションの作成、テスト、およびデバッグを行う Fuse Tooling 機能を選択します。
インストールが完了すると、CodeReady Studio インストールディレクトリーに
InstallConfigRecord.xml
ファイルが生成されます。ターミナルウインドウで以下を実行します。
$ java -jar codereadystudio-12.14.0.GA-installer-standalone.jar \ /path-to/InstallConfigRecord.xml
Path-to を
InstallConfigRecord.xml
ファイルへのパスに置き換えます。
生成された InstallConfigRecord.xml
ファイルはマシン固有で、Java Development Kit (JDK) およびシステムのインストールパスを使用します。他のオペレーティングシステム、JDK、またはパスに InstallConfigRecord.xml
ファイルを使用するには、このファイルを手作業で変更する必要があります。
3.3.2. CodeReady Studio スタンドアロンインストーラーをソースからビルド
CodeReady Studio スタンドアロンインストーラーをソースからビルドする方法を説明します。
前提条件
- Maven 3.3 以降と Java 8 がインストールされている必要があります。Maven を取得および設定するには、http://maven.apache.org/ を参照してください。
手順
git リポジトリーのクローンを作成します。
$ git clone https://github.com/jbdevstudio/jbdevstudio-product.git
jbdevstudio-product
ディレクトリーに移動します。$ cd jbdevstudio-product
master
にチェックアウトします。$ git checkout master
README.adoc ファイルの手順にしたがいます。
CodeReady Studio スタンドアロンインストーラーのビルドには時間がかかる場合があります。
ビルドが完了すると、CodeReady Studio スタンドアロンインストーラーの .jar
ファイルは /jbdevstudio-product/installer/target
ディレクトリーに配置されます。