4.3. Fuse Console ブランディングのカスタマイズ
Fuse Console ブランディングプラグインを使用すると、タイトル、ロゴ、ログインページの情報などの Fuse Console ブランディング情報をカスタマイズできます。
デフォルトでは、Fuse Console のブランディングは Fuse Console WAR ファイル (eap-install-dir/standalone/deployments/hawtio-wildfly-<version>.war
) の hawtconfig.json
で定義されます。Fuse Console ブランディングプラグインを実装すると、デフォルトのブランディングを独自のカスタムブランディングでオーバーライドできます。
手順
-
ブランディングプラグインの例を
https://github.com/hawtio/hawtio/tree/master/examples/branding-plugin
から任意のローカルディレクトリーにダウンロードします。 任意のエディターで、Fuse Console ブランディングプラグインの
src/main/webapp/plugin/brandingPlugin.js
ファイルを開き、Fuse Console ブランディングをカスタマイズします。以下にリストされている設定プロパティーの値を変更できます。表A.1「Fuse Console のブランディング設定プロパティー」。
- 変更を保存します。
任意のエディターで、Fuse Console ブランディングプラグインの
pom.xml
ファイルを開き、<parent>
セクションに移動します。<parent> <groupId>io.hawt</groupId> <artifactId>project</artifactId> <version>2.9-SNAPSHOT</version> <relativePath>../..</relativePath> </parent>
以下のように
<parent>
セクションを編集します。-
<version>
プロパティーの値を Fuse on EAP インストールのバージョンに一致するよう変更します。たとえば、Fuse on EAP インストールディレクトリー名が 2.0.0.fuse-760015 の場合は、バージョンを 2.0.0.fuse-760015 に設定します。 <relativePath>../..</relativePath>
行を削除します。以下に例を示します。
<parent> <groupId>io.hawt</groupId> <artifactId>project</artifactId> <version> 2.0.0.fuse-760015</version> </parent>
-
ターミナルウィンドウで、以下のコマンドを実行し、branding-plugin プロジェクトをビルドします。
mvn clean install
このコマンドによって、プロジェクトの
/target
フォルダーにbranding-plugin.war
ファイルが作成されます。-
branding-plugin.war
ファイルを EAP インストールのstandalone/deployments
ディレクトリーにコピーします。 Fuse が稼働していない場合は、以下のコマンドを実行して起動します。
Linux/Mac OS の場合:
./bin/standalone.sh
Windows の場合:
./bin/standalone.bat
-
Web ブラウザーで、8. の起動コマンドによって返された URL を使用して、Fuse Console を開きます (デフォルトの URL は
http://localhost:8080/hawtio/
です)。
Web ブラウザーで Fuse Console をすでに実行した場合、ブランディングはブラウザーのローカルストレージに保存されます。新しいブランディング設定を使用するには、ブラウザーのローカルストレージをクリアする必要があります。