第6章 システムおよびシステムプロファイルの比較
システム間、システムおよびプロファイル、ならびにシステムおよび参照地点を比較できます。比較する全システムを選択したら、Comparison ページを使用して、システムのファクトを比較できます。
6.1. 参照地点とのシステムの比較
場合によっては、全システムを相互に比較したり、グループとして比較したりするのではなく、全システムを単一の参照ポイントと比較する必要があることもあります。たとえば、すべてのシステムをベースラインに対して比較し、そのベースラインに対して全システムを算出する必要があるとします。また、システムをタイムスタンプ付きのプロファイルと比較して、変更の発生場所とタイミングを理解することもできます。
また、比較を反転することもできます。たとえば、過去のタイムスタンプが付いたプロファイルを最新のプロファイルと比較するのではなく、全プロファイルと、システムが動作していた最も古いバージョンを比較することができます。このように比較することで、参照地点から逸脱した変更内容を特定できます。
6.1.1. システムと参照地点との比較
複数のシステムまたは全システムと、ある参照地点とを比較できます。
手順
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Comparison 画面で、システムヘッダーの星印のアイコン (
) をクリックします。
ドリフトサービスは、選択した各システムを参照システムのファクト値と比較します。参照値は最初の位置の列に表示され、列ヘッダーが青色で強調表示されます。
ファクト値は、相違点がすべて赤で強調表示されて表示されます。
詳細を表示するためにファクトを拡張しないと、複数の値を持つファクトカテゴリーが強調表示されません。デプロイメントすると、Drift は赤で強調表示されている特定のファクトの詳細を表示します。