第7章 Camel K インテグレーションの設定


本章では、以下のプロパティーを使用して Red Hat Integration - Camel K インテグレーションを設定するために使用できるオプションについて説明します。

7.1. プロパティーを使用した Camel K インテグレーションの設定

実行時にコマンドラインで Camel K インテグレーションのプロパティーを設定できます。プロパティーのプレースホルダーを使用してインテグレーションのプロパティーを定義する場合 (例: {{my.message}})、--property my.message=Hello のようにコマンドラインでプロパティー値を指定できます。1 つのコマンドで複数のプロパティーを指定できます。

手順

  1. プロパティーを使用する Camel インテグレーションを開発します。次の単純なルートには、{{my.message}} プロパティープレースホルダーが含まれています。

    ...
       from("timer:java?period=1s")
         .routeId("java")
         .setBody()
            .simple("{{my.message}} from ${routeId}")
         .to("log:info");
    ...
  2. --property オプションを使用して kamel run コマンドを入力し、実行時にプロパティー値を設定します。以下に例を示します。

    kamel run --property my.message="Hola Mundo" HelloCamelK.java --dev

    以下のような出力が返されます。

    ...
    [1] 2020-04-13 15:39:59.213 INFO  [main] ApplicationRuntime - Listener org.apache.camel.k.listener.RoutesDumper@6e0dec4a executed in phase Started
    [1] 2020-04-13 15:40:00.237 INFO  [Camel (camel-k) thread #1 - timer://java] info - Exchange[ExchangePattern: InOnly, BodyType: String, Body: Hola Mundo from java]
    ...
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