6.2. Camel K インテグレーションメトリクスの設定
実行時に Camel K Prometheus トレイトを使用すると、Camel K インテグレーションのモニターリングを自動的に設定できます。これにより、依存関係およびインテグレーション Pod の設定が自動化され、Prometheus によって検出および表示されるメトリクスエンドポイントが公開されます。Camel Quarkus MicroProfile Metrics エクステンション は、OpenMetrics 形式でデフォルトの Camel K メトリクスを自動的に収集および公開します。
前提条件
- OpenShift で、独自のサービスのモニターリングが有効になっている必要があります。「OpenShift でのユーザーワークロードモニターリングの有効化」 を参照してください。
手順
以下のコマンドを入力して、Prometheus トレイトを有効にして Camel K インテグレーションを実行します。
kamel run myIntegration.java -t prometheus.enabled=true
または、以下のようにインテグレーションプラットフォームを更新すると、Prometheus トレイトを 1 度グローバルに有効にすることができます。
oc patch ip camel-k --type=merge -p
以下を返します。
{"spec":{"traits":{"prometheus":{"configuration":{"enabled":"true"}}}}}
- Prometheus で Camel K インテグレーションメトリクスのモニターリングを確認します。たとえば、埋め込み Prometheus の場合は、OpenShift 管理者または開発者 Web コンソールで Monitoring > Metrics と選択します。
-
表示する Camel K メトリクスを入力します。たとえば、Administrator コンソールの Insert Metric at Cursor で
application_camel_context_uptime_seconds
を入力し、Run Queries をクリックします。 - Add Query をクリックして追加のメトリクスを表示します。