6.5. Service Registry Web コンソールの設定
オプションの環境変数を設定して、デプロイメント環境専用に Service Registry Web コンソールを設定したり、その動作をカスタマイズしたりできます。
前提条件
- Service Registry はすでにインストールされています。
Web コンソールのデプロイメント環境の設定
ブラウザーで Service Registry Web コンソールにアクセスすると、いくつかの初期設定が読み込まれます。次の設定が重要です。
- コア Service Registry サーバー REST API の URL
- Service Registry Web コンソールクライアントの URL
通常、Service Registry はこれらの設定を自動的に検出して生成しますが、、一部のデプロイメント環境ではこの自動検出が失敗する場合があります。その場合には、環境のこれらの URL を明示的に設定するように環境変数を設定できます。
手順
以下の環境変数を設定し、デフォルトの URL を上書きします。
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REGISTRY_UI_CONFIG_APIURL: コア Service Registry サーバー REST API の URL を指定します。例:https://registry.my-domain.com/apis/registry -
REGISTRY_UI_CONFIG_UIURL: Service Registry Web コンソールクライアントの URL を指定します。たとえば、https://registry.my-domain.com/ui
読み取り専用モードでの Web コンソールの設定
オプション機能として、Service Registry の Web コンソールを読み取り専用モードに設定することができます。このモードでは、Service Registry Web コンソールでユーザーが登録されたアーティファクトを変更できる機能がすべて無効になります。たとえば、これには以下が含まれます。
- アーティファクトの作成
- 新しいアーティファクトバージョンのアップロード
- アーティファクトメタデータの更新
- アーティファクトの削除
手順
次の環境変数を設定します。
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REGISTRY_UI_FEATURES_READONLY:trueに設定すると、読み取り専用モードが有効になります。デフォルトはfalseです。