付録D mod_jk の Workers.properties ファイル
			mod_jk コネクターを使用する場合は、Apache HTTP Server ホスト上に JBCS_HOME/httpd/conf/workers.properties ファイルを作成して、バックエンドワーカーノードを定義する必要があります。ワーカーノードは、mod_jk ロードバランサーにマップできるサーブレットコンテナーです。workers.properties ファイルは、サーブレットコンテナーの場所と、これらのサーブレットコンテナー間で呼び出しの負荷分散を行う方法を指定します。
		
			この付録では、workers.properties ファイルのレイアウトと内容を説明します。
		
			使用している Apache HTTP Server ディストリビューションにより、workers.properties ファイルの場所は異なります。
		
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					JBCS Apache HTTP Server を使用している場合、
workers.propertiesファイルはJBCS_HOME/httpd/conf.dディレクトリーにあります。 RHEL Apache HTTP Server を使用している場合、
workers.propertiesファイルは/etc/httpd/conf.dディレクトリーにあります。注記RHEL Apache HTTP Server は、RHEL 9 上でのみ
mod_jkの使用をサポートします。
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				workers.properties ファイルには、グローバルプロパティーセクションとワーカープロパティーセクションが含まれています。
			
- グローバルプロパティー
 - このセクションには、すべてのワーカーに適用されるディレクティブが含まれます。
 - ワーカープロパティー
 - このセクションには、各ワーカーに適用されるディレクティブが含まれます。
 
				各ノードはワーカープロパティーの命名規則を使用して定義されます。ワーカー名には、小文字、大文字、数字、および特定の特殊文字 (_、/) のみを含めることができます。
			
				worker プロパティーの構造は worker.WORKER_NAME.DIRECTIVE です。
			
worker- すべてのワーカープロパティーの定数接頭辞。
 WORKER_NAME- 
							ワーカーに指定された任意の名前。たとえば、
node1、node_01、Node_1など。 DIRECTIVE- 必要な特定のディレクティブ。