14.4. zip 形式のパッチのインストール
14.4.1. patch コマンド リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
patch コマンドは、ダウンロードされた zip パッチを単一の JBoss EAP 6 サーバーインスタンスに適用するために使用されます。管理対象ドメイン全体で JBoss EAP 6 サーバーインスタンスにパッチを自動的に適用するためには使用できませんが、管理対象ドメインの個々のサーバーインスタンスには個別にパッチを適用できます。
重要
RPM を使用してインストールされた JBoss EAP 6 サーバーインスタンスは、
patch コマンドを使用して更新できません。RPM でインストールされた JBoss EAP 6 サーバーを更新するには、「RPM 形式のパッチのインストール」を参照してください。
注記
patch コマンドは、JBoss EAP 6.2 以降用に作成されたパッチでのみ使用できます。JBoss EAP 6.2 よりも前のバージョン用のパッチについては、該当するバージョンのドキュメンテーション (https://access.redhat.com/site/documentation/) を参照してください。
パッチの適用以外に、
patch コマンドはインストールされたパッチの状態に関する基本的な情報を提供し、パッチの適用をすぐにロールバックする方法も提供します。
パッチの適用またはロールバック操作を開始する前に、
patch ツールは変更するモジュールとその他のファイルでユーザーによる変更がないかをチェックします。ユーザーによる変更が検出され、conflict-handling スイッチが指定されていない場合は、patch ツールが操作を中止し、競合が存在することを警告します。警告には、競合があるモジュールと他のファイルのリストが含まれます。操作を完了するには、競合の解決方法 (ユーザーによる変更を保持するか、または上書きするか) を指定するスイッチを使用して patch コマンドを再度実行する必要があります。
| 引数またはスイッチ | 説明 |
|---|---|
apply | パッチを適用します。 |
--override-all | 競合がある場合に、パッチ操作によりユーザーの変更が上書きされます。 |
--override-modules | モジュールが変更された結果、競合が発生した場合、このスイッチにより、これらの変更がパッチ操作の内容で上書きされます。 |
--override=path(,path) | 指定されたその他のファイルの場合は、競合する変更済みファイルがパッチ操作のファイルで上書きされます。 |
--preserve=path(,path) | 指定されたその他のファイルの場合は、競合する変更済みファイルが保持されます。 |
info | 現在インストールされているパッチに関する情報を返します。 |
rollback | パッチのアプリケーションがロールバックします。 |
--reset-configuration=TRUE|FALSE | ロールバックに必要です。ロールバック操作の一部としてサーバー設定ファイルを復元するかどうかを指定します。 |