6.4.2. リソースアダプター
リソースアダプターは、Java EE アプリケーションと Java Connector Architecture (JCA) 仕様を使用したEnterprise Information System (EIS) 間の通信を提供するデプロイ可能な Java EE コンポーネントです。多くの場合、リソースアダプターは、Java EE アプリケーションと製品を簡単に統合できるようにするために EIS ベンダーによって提供されます。
Enterprise Information Systems は、組織内における他の任意のソフトウェアシステムです。例としては、Enterprise Resource Planning (ERP) システム、データベースシステム、電子メールサーバー、および商用メッセージングシステムがあります。
リソースアダプターは、JBoss Enterprise Application Platform 6 にデプロイできる Resource Adapter Archive (RAR) ファイルでパッケージ化されます。また、RAR ファイルは、Enterprise Archive (EAR) デプロイメントにも含めることができます。