10.7.3. 監査ストラテジー


10.7.3.1. 監査ストラテジーについて

監査ストラテジーは、監査情報の永続化、クエリ、格納の方法を定義します。Hibernate Envers には現在 2 つの監査ストラテジが存在します。
デフォルトの監査ストラテジー
このストラテジーは監査データと開始リビジョンを共に永続化します。監査テーブルで挿入、更新、削除された各行については、開始リビジョンの有効性と合わせて、1 つ以上の行が監査テーブルに挿入されます。
監査テーブルの行は挿入後には更新されません。監査情報のクエリはサブクエリを使い監査テーブルの該当行を選択します (これは時間がかかり、インデックス化が困難です)。
妥当性監査ストラテジー
このストラテジーは監査情報の開始リビジョンと最終リビジョンの両方を格納します。監査テーブルで挿入、更新、削除された各行については、開始リビジョンの有効性とあわせて、1 つ以上の行が監査テーブルに挿入されます。
同時に、以前の監査行 (利用可能な場合) の最終リビジョンフィールドがこのリビジョンに設定されます。監査情報に対するクエリが、サブクエリの代わりに 開始最終 リビジョンのいずれかを利用します。つまり、更新の数が増えるため監査情報の永続化には少し時間がかかりますが、監査情報の取得ははるかに早くなります。
インデックスを増やすことで改善することも可能です。
監査に関する詳細情報は 「永続クラスの監査について」 を参照してください。
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