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第3章 トランザクションの管理

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3.1. トランザクションの閲覧

管理 CLI では、トランザクションレコードを参照および操作する機能がサポートされます。この機能は、TM と JBoss EAP の管理 API 間の対話によって提供されます。

トランザクションマネージャーは、待機中の各トランザクションとトランザクションに関連する参加者に関する情報を、オブジェクトストアと呼ばれる永続ストレージに格納します。管理 API は、オブジェクトストアを log-store と呼ばれるリソースとして公開します。probe 操作はトランザクションログを読み取り、各レコードに対してノードパスを作成します。probe コマンドは、log-store を更新する必要があるときに、いつでも手動で呼び出すことができます。トランザクションログが即座に表示され非表示になるのは、正常な挙動です。

ログストアの更新

以下のコマンドは、管理対象ドメインでプロファイル default を使用するサーバーグループに対してログストアを更新します。スタンドアローンサーバーの場合は、コマンドから profile=default を削除します。

/profile=default/subsystem=transactions/log-store=log-store:probe

準備済みトランザクションすべての表示

準備済みトランザクションをすべて表示するには、最初に ログストアを更新し、ファイルシステムの ls コマンドに類似した機能を持つ次のコマンドを実行します。

ls /profile=default/subsystem=transactions/log-store=log-store/transactions

または

/host=master/server=server-one/subsystem=transactions/log-store=log-store:read-children-names(child-type=transactions)

各トランザクションが一意の識別子とともに表示されます。個々の操作は、各トランザクションに対して実行できます。詳細は、「トランザクションの管理」を参照してください。

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