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第1章 Red Hat JBoss Enterprise Application Platform の紹介

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Red Hat JBoss Enterprise Application Platform の使用を開始する前に、JBoss EAP で使用される一般的なコンポーネントを理解する必要があります。

これらのコンポーネントを理解すると、JBoss EAP の使用と JBoss EAP の設定機能の両方を強化できます。

1.1. JBoss EAP の使用

Red Hat JBoss Enterprise Application Platform (JBoss EAP) 8.0 は、Web Profile、Core Profile、Full Platform などの Jakarta EE 10 仕様と互換性があります。JBoss EAP の各メジャーバージョンでは、テスト済みで安定性のある認定製品が提供されます。

JBoss EAP は、高可用性クラスタリング、メッセージング、分散キャッシュなど、事前設定されたオプションを機能に提供します。

JBoss EAP を使用して、サポート対象の API およびサービスでアプリケーションをデプロイおよび実行できます。さらに、以下のようなニーズに合わせて JBoss EAP を設定できます。

  • JBoss EAP をカスタマイズして、ニーズを満たすために必要なサブシステムのみを含めることができます。
  • XML 設定ファイルを編集する必要がないように、管理コマンドラインインターフェース (CLI) を使用してタスクをスクリプト化し、自動化できます。

JBoss EAP のメジャーバージョンは、WildFly コミュニティープロジェクトが希望の完成度の達した時点で毎回、このプロジェクトからフォークされます。メジャーバージョンは、実稼働環境での使用に耐える程度に安定性しており認定かつ強化されるまで、テストされます。

JBoss EAP メジャーバージョンのライフサイクル期間中、選択された機能はコミュニティープロジェクトから、メジャーリリース内にあるマイナーリリースに、チェリーピックおよびバックポートされます。マイナーリリースごとに、メジャーリリースに強化機能が追加されます。

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