1.2. JBoss EAP の機能
JBoss EAP には、組織のニーズに合わせてさまざまな機能が含まれています。
機能 | 説明 |
---|---|
Jakarta EE 対応 | JBoss EAP 8.0 は、Web Profile、Core Profile、Full Platform 仕様の Jakarta EE 10 互換実装です。 |
マネージドドメイン | 管理対象ドメインは、複数のサーバーインスタンスと物理ホストを一元管理しますが、スタンドアロンサーバーはサーバーインスタンス 1 台のみをサポートします。 設定、デプロイメント、ソケットバインディング、モジュール、拡張、およびシステムプロパティーなど、サーバーグループを管理します。 アプリケーションセキュリティーおよびセキュリティードメインの管理を一元化および簡略化します。 |
管理コンソールおよび管理 CLI | アプリケーションのデプロイメントとデプロイメント解除、システム設定の設定、その他の管理タスクの実行など、EAP の設定と管理に使用されます。 管理 CLI には、スクリプトが管理タスクを自動化するバッチモードが含まれています。 重要 JBoss EAP の実行中に JBoss EAP XML 設定ファイルを直接編集しないでください。管理 CLI を使用して設定を変更します。 |
簡素化されたディレクトリーのレイアウト | modules ディレクトリーにはアプリケーションサーバーモジュールが含まれます。 ドメインディレクトリーには、マネージドドメインの設定が含まれています。 スタンドアロンディレクトリーには、スタンドアロンサーバーインスタンスの設定が含まれます。
デプロイ、ログ、 |
モジュラークラスローディングの仕組み | JBoss EAP は、特定のモジュールまたはアプリケーションに表示されるクラスを正確に制御する、スレッドセーフで高速かつ高度な並行性を備えた委譲クラスローダーモデルである JBoss モジュールを使用します。 |
データソース管理の合理化 | データベースドライバーのデプロイメントは、他の JBoss EAP サービスと似ています。 管理コンソールと管理 CLI は、データソースを作成および管理します。 |
統一されたセキュリティーフレームワーク | Elytron では、スタンドアロンサーバーと管理対象ドメインのサーバーの両方のアクセスを管理および設定する単一の統合フレームワークを利用できます。 また、Elytron は JBoss EAP サーバーにデプロイされたアプリケーションのセキュリティーアクセス設定に使用されます。 |