第2章 アーカイブファイルから Red Hat Enterprise Linux に JBoss Web Server をインストールする
アーカイブファイルまたは RPM パッケージから Red Hat Enterprise Linux に JBoss Web Server をインストールできます。アーカイブファイルから JBoss Web Server をインストールする場合は、Red Hat Customer Portal から JBoss Web Server アーカイブファイルをダウンロードして展開できます。
JBoss Web Server をアーカイブファイルからインストールすると、さまざまな方法で製品を管理できます。たとえば、システム起動時にシステムデーモンを使用したり、コマンドラインから JBoss Web Server を管理したりできます。
2.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- YUM パッケージマネージャーを使用するか、圧縮されたアーカイブから、サポートされている Java Development Kit (JDK) をインストールしている。
- 使用中のシステムが Red Hat Enterprise Linux パッケージ要件に準拠している。
2.1.1. YUM パッケージマネージャーを使用した JDK のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
YUM パッケージマネージャーを使用して、Java Development Kit (JDK) をインストールできます。サポートされている JDK の完全なリストについては、サポートされているオペレーティングシステムと設定 を参照してください。
手順
Red Hat Enterprise Linux システムを適切なチャンネルにサブスクライブします。
OpenJDK:
- rhel-7-server-rpms
- rhel-8-server-rpms
IBM:
- rhel-7-server-supplementary-rpms
- rhel-8-server-supplementary-rpms
重要Red Hat Enterprise Linux 6 はサポートされなくなり、その後ドキュメントから削除されました。
root ユーザーとしてコマンドを実行し、1.8 JDK をインストールします。
# yum install java-1.8.0-<VENDOR>-devel<VENDOR>をibmまたはopenjdkに置き換えます。root ユーザーとして以下のコマンドを実行し、正しい JDK が使用されていることを確認します。
# alternatives --config java# alternatives --config javacこれらのコマンドは、利用可能な JDK バージョンと、プラス (
+) 記号の付いた選択したバージョンの一覧を返します。選択した JDK が必要な JDK ではない場合は、シェルプロンプトで指示されたように、必要な JDK に変更します。重要javaコマンドおよびjavacコマンドを使用するすべてのソフトウェアは、alternativesによって設定された JDK を使用します。Java の代替の変更は、他のソフトウェアの実行に影響を及ぼす可能性があります。
2.1.2. 圧縮アーカイブからの JDK のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
.zip または .tar ファイルなどの圧縮アーカイブから Java Development Kit (JDK) をインストールできます。サポートされている JDK の完全なリストについては、サポートされているオペレーティングシステムと設定 を参照してください。
手順
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JDK がベンダーの Web サイト (Oracle または OpenJDK) からダウンロードされている場合は、ベンダーが提供するインストール手順を使用して、
JAVA_HOME環境変数を設定します。 JDK が圧縮されたアーカイブからインストールされた場合は、Tomcat の
JAVA_HOME環境変数を設定します。-
Tomcat の
binディレクトリー (JWS_HOME/tomcat/bin) で、setenv.shという名前のファイルを作成します。 setenv.shファイルで、JAVA_HOMEパス定義を入力します。以下に例を示します。$ cat JWS_HOME/tomcat/bin/setenv.sh export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/jre-1.8.0-openjdk.x86_64
-
Tomcat の
2.1.3. Red Hat Enterprise Linux パッケージの要件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat Enterprise Linux に JBoss Web Server をインストールする前に、システムが以下のパッケージ要件に準拠していることを確認する必要があります。
Red Hat Enterprise Linux 7 と Red Hat Enterprise Linux 8 のパッケージ要件は異なります。
Red Hat Enterprise Linux 8 で OpenSSL を使用する場合は、オペレーティングシステムで提供される
opensslパッケージをインストールする必要があります。opensslパッケージをインストールするには、root ユーザーとして次のコマンドを入力します。# yum install opensslRed Hat Enterprise Linux 8 で Apache Portable Runtime (APR) を使用する場合は、オペレーティングシステムで提供される
aprパッケージをインストールする必要があります。aprパッケージをインストールするには、root ユーザーとして次のコマンドを入力します。# yum install aprtomcat-nativeパッケージをインストールする前に、tomcatjssパッケージを削除する必要があります。tomcatjssパッケージは、OpenSSL セキュリティーモデルではなく、基盤となる Network Security Services (NSS) セキュリティーモデルを使用します。tomcatjssパッケージを削除するには、root ユーザーとして次のコマンドを入力します。# yum remove tomcatjss
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Red Hat Enterprise Linux 7 では、JBoss Web Server は、Red Hat JBoss Core Services で提供される
opensslおよびaprパッケージを使用します。 -
Red Hat Enterprise Linux 8 では、JBoss Web Server は、オペレーティングシステムで提供される
opensslおよびaprパッケージを使用します。 -
Red Hat Enterprise Linux 8 のアーカイブファイルから JBoss Web Server をインストールする場合、オペレーティングシステムで提供される
opensslおよびaprパッケージをインストールする必要があります。