2.4. ユーザーの削除後のクリーンアップ
Red Hat OpenShift AI または Jupyter へのユーザーのアクセス権を削除した後、そのユーザーの設定ファイルも OpenShift から削除する必要があります。Red Hat は、設定ファイルを削除する前に、ユーザーのデータをバックアップすることを推奨します。
前提条件
- (オプション) ユーザーの OpenShift AI へのアクセスを完全に削除する場合は、アイデンティティープロバイダーから認証情報を削除している。
- Jupyter へのユーザーのアクセス権限を取り消している。
- ユーザーのストレージデータを Amazon EBS または Google Persistent Disk からバックアップしました。
-
OpenShift AI の専用のグループを使用している場合は、管理者グループ (
rhoai-admins
など) に属している。専用のグループを使用していない場合は、OpenShift Dedicated または Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) 管理者グループに属している。詳細は、OpenShift での管理ユーザーの追加 を参照してください。 - OpenShift Web コンソールにログインしている。
- OpenShift AI にログインしている。
手順
ユーザーの永続ボリューム要求 (PVC) を削除します。
-
Storage
PersistentVolumeClaims をクリックします。 -
まだ選択されていない場合は、プロジェクトリストから
rhods-notebooks
プロジェクトを選択します。 jupyter-nb-<username>
PVC を見つけます。<username>
を関連するユーザー名に置き換えます。アクションメニュー (⋮) をクリックし、リストから Delete PersistentVolumeClaim を選択します。
Delete PersistentVolumeClaim ダイアログが表示されます。
- ダイアログで、正しい PVC が削除されていることを確認します。
- Delete をクリックします。
-
Storage
ユーザーの ConfigMap を削除します。
-
Workloads
ConfigMaps をクリックします。 -
まだ選択されていない場合は、プロジェクトリストから
rhods-notebooks
プロジェクトを選択します。 jupyterhub-singleuser-profile-<username>
ConfigMap を見つけます。<username>
を関連するユーザー名に置き換えます。アクションメニュー (⋮) をクリックし、リストから Delete ConfigMap を選択します。
Delete ConfigMap ダイアログが表示されます。
- ダイアログで、正しい ConfigMap が削除されていることを確認します。
- Delete をクリックします。
-
Workloads
検証
- ユーザーは Jupyter にアクセスできなくなり、アクセスしようとすると "Access permission needed" というメッセージが表示されます。
- ユーザーのシングルユーザープロファイル、永続ボリューム要求 (PVC)、および ConfigMap が、OpenShift に表示されなくなります。