2.3. Jupyter へのユーザーアクセスの取り消し


OpenShift AI へのアクセスを定義する専用のユーザーグループからユーザーを削除することで、Jupyter へのユーザーのアクセスを取り消すことができます。専用のユーザーグループからユーザーを削除すると、そのユーザーは OpenShift AI ダッシュボードにアクセスしたり、クラスター内のリソースを消費する関連サービスを使用したりできなくなります。

重要

次の手順は、OpenShift AI へのアクセスを制限するために専用のユーザーグループを実装している場合にのみ実行してください。ユーザーを OpenShift AI から完全に削除するには、OpenShift アイデンティティープロバイダー内の許可グループからユーザーを削除する必要があります。

前提条件

  • 削除するユーザーが所有しているノートブックサーバーを停止している。
  • OpenShift クラスターの cluster-admin または dedicated-admin ユーザーグループに属している。dedicated-admins ユーザーグループは、OpenShift Dedicated にのみ当てはまります。
  • OpenShift AI の専用のユーザーグループを使用しており、ユーザーが専用のユーザーグループ、管理者グループ、またはその両方に属している。

手順

  1. OpenShift Web コンソールで、User Management Groups をクリックします。
  2. ユーザーを削除するグループの名前をクリックします。

    • 管理ユーザーの場合は、管理者グループの名前 (rhoai-admins など) をクリックします。
    • 管理者以外のユーザーの場合は、ユーザーグループの名前 (rhoai-users など) をクリックします。

    グループの Group details ページが表示されます。

  3. Details タブの Users セクションで、削除するユーザーを見つけます。
  4. 削除するユーザーの横にあるアクションメニュー () をクリックし、Remove user をクリックします。

検証

  • Details タブの Users セクションを確認し、削除したユーザーが表示されていないことを確認します。
  • rhods-notebooks プロジェクトで、Workloads Pods を確認し、このユーザーのノートブックサーバー Pod がないことを確認します。削除したユーザーの jupyter-nb-<username>-* という名前の Pod が表示される場合は、その Pod を削除して、削除されたユーザーがクラスター上のリソースを消費していないことを確認します。
  • OpenShift AI ダッシュボードで、データサイエンスプロジェクトのリストを確認します。ユーザーに属するプロジェクトをすべて削除します。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.