第6章 使用状況データの収集管理
Red Hat OpenShift AI 管理者は、Red Hat がクラスターでの OpenShift AI の使用に関するデータを収集することを許可するかどうかを選択できます。このデータを収集することで、Red Hat はソフトウェアとサポートを監視および改善できます。Red Hat が収集するデータの詳細は、OpenShift AI の使用状況データ収集通知 を参照してください。
OpenShift クラスターに OpenShift AI をインストールしている場合は、クラスターが非接続環境にインストールされている場合を除き、デフォルトで使用状況データの収集が有効になっています。
クラスターでこの データの収集を無効にする手順は、使用状況 データ収集 の無効化 を参照してください。クラスターでデータ収集を無効にしていて、再度有効にする場合は、使用状況データ収集の有効化 を参照してください。
6.1. OpenShift AI の使用状況データ収集通知
この Red Hat オファリングの使用に関連して、Red Hat はソフトウェアの使用に関する使用状況データを収集する場合があります。このデータにより、Red Hat はソフトウェアを監視し、ユーザーに影響を与える問題の特定、トラブルシューティング、対応など、Red Hat の提供とサポートを改善できます。
- Red Hat はどのような情報を収集しますか?
ソフトウェア内のツールがさまざまなメトリックを監視し、その情報が Red Hat に送信されます。指標には、次のような情報が含まれます。
- 製品ダッシュボードで有効になっているアプリケーションに関する情報
- 使用されるデプロイメントサイズ (つまり、割り当てられた CPU およびメモリーリソース)
- 製品ダッシュボードからアクセスされるドキュメントリソースに関する情報
- 使用されるノートブックイメージの名前 (つまり、Minimal Python、Standard Data Science、およびその他のイメージ)
- データを特定のユーザー名に関連付けるために初回ユーザーのログイン時に無作為に生成する一意 ID
- コンポーネント、機能および拡張機能に関する使用状況の情報
- サードパーティーのサービスプロバイダー
- Red Hat は、特定のサードパーティーサービスプロバイダーを使用してテレメトリーデータを収集します。
- セキュリティー
- Red Hat は、使用状況データを保護するために設計された技術的および組織的な対策を採用しています。
- 個人データ
- Red Hat は、意図的な個人情報の収集は行いません。Red Hat が個人情報を誤って受け取ったことを発見した場合、Red Hat はそのような個人情報を削除し、Red Hat のプライバシーステートメントに従ってそのような個人情報を取り扱います。Red Hat のプライバシー慣行の詳細は、Red Hat の プライバシーステートメント を参照してください。
- 使用状況データの有効化および無効化
- 使用状況データの無効化 または 使用状況データ収集の 無効化 または 使用状況データ収集の有効化 の手順に従って、使用 状況データ を無効または有効 にできます。