第10章 非接続環境


非接続環境は、Operator Lifecycle Manager (OLM) がインターネット接続が必要なデフォルトの Operator Hub およびイメージレジストリーにアクセスできないネットワークが制限された環境です。

Red Hat は、OpenShift Container Platform がネットワークが制限された環境にインストールされた非接続環境での OpenShift Data Foundation のデプロイメントをサポートします。

切断された環境に OpenShift Data Foundation をインストールするには、OpenShift Container Platform のドキュメントの Operator ガイド制限付きネットワークでの Operator Lifecycle Manager の使用を参照してください。

注記

OpenShift Data Foundation をネットワークが制限された環境でインストールする場合は、デフォルトでインターネット接続が OpenShift Container Platform で想定され、chronyd*.rhel.pool.ntp.org サーバーを使用するように設定されるため、カスタム Network Time Protocol (NTP) 設定をノードに適用します。

詳細は、Red Hat ナレッジベースソリューションの A newly deployed OCS 4 cluster status shows as "Degraded", Why?、および、OpenShift Container Platform ドキュメントの インストールガイドchrony の時間サービスの設定 を参照してください。

Red Hat OpenShift Data Foundation バージョン 4.12 では、非接続環境のデプロイメント用にエージェントベースのインストーラーが導入されています。エージェントベースのインストーラーを使用すると、非接続インストールにミラーレジストリーを使用できます。詳細は、エージェントベースのインストーラーによるインストールの準備 を参照してください。

OpenShift Data Foundation に含まれるパッケージ

redhat-operator インデックスイメージをプルーニングするときは、OpenShift Data Foundation デプロイメント用の以下のパッケージのリストを含めます。

  • ocs-operator
  • odf-operator
  • mcg-operator
  • odf-csi-addons-operator
  • odr-cluster-operator
  • odr-hub-operator
  • オプション: local-storage-operator

    ローカルストレージデプロイメントの場合のみ。

  • オプション: odf-multicluster-orchestrator

    リージョナル障害復旧 (Regional-DR) 設定の場合のみ。

重要

CatalogSourceredhat-operators という名前を付けます。

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