7.3. リソース要件
Red Hat OpenShift Data Foundation サービスは、ベースサービスの初期セットで設定され、追加のデバイスセットで拡張できます。これらすべての Red Hat OpenShift Data Foundation サービス Pod は、リソース要件 に応じて OpenShift Container Platform ノードの kubernetes によってスケジュールされます。クラスターを (障害ドメインごとに 1 ノード) 3 の倍数に拡張する方法は、Pod の配置ルール を簡単に満たす方法です。
これらの要件は、OpenShift Data Foundation サービスのみに関連し、これらのノードで実行している他のサービス、オペレーター、またはワークロードには関連しません。
デプロイメントモード | ベースサービス | 追加のデバイスセット |
---|---|---|
内部 |
|
|
外部 |
| 該当なし |
例: 単一デバイスセットを持つ内部モードデプロイメントの 3 ノードクラスターの場合、最小の 3 x 10 = 30 ユニットの CPU が必要です。
詳細は、6章サブスクリプション および CPU ユニット を参照してください。
Red Hat OpenShift Data Foundation クラスターの設計に関する追加のガイダンスは、ODF Sizing Tool を参照してください。
CPU ユニット
本セクションでは、1 CPU ユニットは Kubernetes コンセプトの 1 CPU ユニットにマップされます。
- CPU の 1 ユニットは、ハイパースレッディングされていない CPU の 1 コアに相当します。
- CPU の 2 ユニットは、ハイパースレッディングされている CPU の 1 コアに相当します。
- Red Hat OpenShift Data Foundation コアベースのサブスクリプションは常にペア (2 コア) で提供されます。
デプロイメントモード | ベースサービス |
---|---|
内部 |
|
外部 |
|
例: 内部接続デバイスモードのデプロイメントの 3 ノードクラスターの場合、最小の 3 x 16 = 48 ユニットの CPU、および 3 x 64 = 192 GB が必要です。
7.3.1. IBM Z および LinuxONE インフラストラクチャーのリソース要件
Red Hat OpenShift Data Foundation サービスは、ベースサービスの初期セットで設定され、追加のデバイスセットで拡張できます。
これらすべての Red Hat OpenShift Data Foundation サービス Pod は、リソース要件に応じて OpenShift Container Platform ノードの kubernetes によってスケジュールされます。
クラスターを (障害ドメインごとに 1 ノード) 3 の倍数に拡張する方法は、Pod の配置ルールを簡単に満たす方法です。
デプロイメントモード | ベースサービス | 追加のデバイスセット | IBM Z および LinuxONE の最小ハードウェア要件 |
---|---|---|---|
内部 |
|
| 1 IFL |
外部 |
| 該当なし | 該当なし |
- CPU
- ハイパーバイザー、IBM z/VM、カーネル仮想マシン (KVM)、またはその両方で定義されている仮想コアの数です。
- IFL(Linux 向けの統合機能)
- IBM Z および LinuxONE の物理コアです。
最小システム環境
- 1 つの論理パーティション (LPAR) で最小クラスターを動作させるには、6 つの IFL の上に追加の IFL が必要です。OpenShift Container Platform は、これらの IFL を使用します。