2.2. 機能拡張


このセクションでは、Red Hat OpenShift Data Science の既存機能の拡張を説明します。

カスタムモデル提供ランタイムの複製サポート
以前のリリースでは、指定のモデル提供ランタイムを複製できませんでした。カスタムのモデル提供ランタイムを複製できるようになりました。この機能拡張は、OpenShift Data Science 2.4 で最初に導入されました。
Runs ホームページからのパイプラインアクションのサポート
以前のリリースでは、パイプライン実行のクローン作成または停止は、パイプライン Run details ページからのみ行うことができました。Runs ホームページの Actions メニューからパイプライン実行のクローン作成または停止もできるようになりました。この機能拡張は、OpenShift Data Science 2.4 で最初に導入されました。
カスタムノートブックのユーザーエクスペリエンスの向上

管理者権限がある場合は、Settings Notebook image settings Import new image の順にクリックして、カスタムノートブックイメージを OpenShift AI 環境に追加できます。このリリースでは、次のように UI が更新され、カスタムノートブックを追加する際のユーザーエクスペリエンスが向上しました。

  • OpenShift Container Platform コンソールでリソースを見つけやすくなりました。

    • リソース名が byon-######## から custom-{your name} に変更されました。
    • 新しいコピー機能を使用して名前をコピーし、その名前を OpenShift Container Platform コンソールの Search ページに貼り付けることができます。
  • 単純なレジストリーの問題は早期に検出され、無効なカスタムイメージが作成されないようにします。
  • イメージにメタデータを追加すると、ソフトウェアとパッケージのフローが改善されます。

    • キーボードナビゲーションを使用できます。
    • Enter キーを押すと、現在のページを完了するのではなく、次のページに移動するため、手動でクリックする回数が減ります。

この機能拡張は、OpenShift Data Science 2.4 で最初に導入されました。

ドキュメントのフィードバックを送信する新しい方法

以前のリリースでは、カスタマーポータルの Direct Documentation Feedback 機能を使用して、ドキュメントに関するフィードバックを送信できました。Direct Documentation Feedback 機能は、カスタマーポータルでは利用できなくなりました。

今回リリースでは、ドキュメントのフィードバックを送信する新しい方法は次のとおりです。

  1. Jira チケット を開きます。
  2. Summary フィールドにわかりやすいタイトルを入力します。
  3. Description フィールドに、ドキュメントの改善に関するご意見を記入してください。ドキュメントの該当部分へのリンクも追加してください。
  4. ダイアログの最後にある Create をクリックします。ドキュメントの問題に関するチケットが作成され、適切なドキュメントチームに転送されます。

この機能拡張は、OpenShift Data Science 2.4 で最初に導入されました。

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