1.22. Red Hat OpenShift GitOps 1.5.6 のリリースノート


Red Hat OpenShift GitOps 1.5.6 は、OpenShift Container Platform 4.8、4.9、4.10、および 4.11 で利用できるようになりました。

1.22.1. 修正された問題

以下の問題は、現在のリリースで解決されています。

  • この更新の前は、ライブネスプローブが応答しないため、多数のアプリケーションでアプリケーションコントローラーが複数回再起動されていました。この更新は、アプリケーションコントローラーの StatefulSet オブジェクトで liveness プローブを削除することにより、問題を修正します。GITOPS-2153
  • この更新の前は、証明機関によって署名されていない証明書を使用してセットアップされていると、RHSSO 証明書を検証できませんでした。今回の更新で問題が修正され、通信時に Keycloak の TLS 証明書を検証する際に使用されるカスタム証明書を提供できるようになりました。rootCA を Argo CD カスタムリソース .spec.keycloak.rootCA フィールドに追加できます。Operator はこの変更を調整し、argocd-cm ConfigMapoidc.config フィールドを PEM エンコードされたルート証明書で更新します。GITOPS-2214

    注記

    .spec.keycloak.rootCA フィールドを更新した後、Argo CD サーバー Pod を再起動します。

    以下に例を示します。

    apiVersion: argoproj.io/v1alpha1
    kind: ArgoCD
    metadata:
      name: example-argocd
      labels:
        example: basic
    spec:
      sso:
        provider: keycloak
        keycloak:
         rootCA: |
           ---- BEGIN CERTIFICATE ----
           This is a dummy certificate
           Please place this section with appropriate rootCA
           ---- END CERTIFICATE ----
      server:
        route:
          enabled: true
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  • この更新の前は、Argo CD に管理されていた namespace が終了すると、ロールの作成や他の管理された namespace のその他の設定がブロックされていました。今回の更新でこの問題は修正されています。GITOPS-2278
  • この更新の前は、anyuid の SCC が Dex ServiceAccount リソースに割り当てられている場合、Dex Pod は CreateContainerConfigError で開始できませんでした。この更新プログラムでは、デフォルトのユーザー ID を Dex コンテナーに割り当てることで、この問題を修正しています。GITOPS-2235
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