6.3. Loki Operator のストリームラベルの設定


Loki Operator がストリームラベルとして使用するラベルの設定方法は、使用しているデータモデル (ViaQ または OpenTelemetry Protocol (OTLP)) によって異なります。

どちらのモデルにも、事前定義済みのストリームラベルセットが付属しています。詳細は、OpenTelemetry データモデル を参照してください。

ViaQ モデル

ViaQ は構造化メタデータをサポートしていません。ViaQ モデル用のストリームラベルを設定するには、ClusterLogForwarder リソースに設定を追加します。以下に例を示します。

apiVersion: observability.openshift.io/v1
kind: ClusterLogForwarder
metadata:
  name: instance
  namespace: openshift-logging
spec:
  serviceAccount:
    name: logging-collector
  outputs:
    - name: lokistack-out
      type: lokiStack
      lokiStack:
        target:
          name: logging-loki
          namespace: openshift-logging
        labelKeys:
          application:
            ignoreGlobal: <true_or_false>
            labelKeys: []
          audit:
            ignoreGlobal: <true_or_false>
            labelKeys: []
          infrastructure:
            ignoreGlobal: <true_or_false>
            labelKeys: []
          global: []
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lokiStack.labelKeys フィールドには、ログレコードのキーを、ストリームの識別に使用される Loki ラベルにマッピングする設定を含めます。

OTLP モデル
OTLP モデルでは、ストリームラベルとして指定されていないすべてのラベルが、構造化メタデータとしてアタッチされます。

ストリームラベルの作成に関するベストプラクティスは次のとおりです。

  • 値の種類を少なくし、多くても数十個程度の値にとどめます。
  • 長期間にわたって変わらない値を使用します。たとえば、/load/save/update など、HTTP パスの第一階層が挙げられます。
  • このようなラベルをクエリー内で使用すると、クエリーパフォーマンスを向上させることができます。
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