1.5. Red Hat OpenShift Pipelines 1.19.3 のリリースノート


この更新により、Red Hat OpenShift Pipelines General Availability (GA) 1.19.3 が OpenShift Container Platform 4.15 以降のバージョンで利用できるようになりました。

1.5.1. 修正された問題

  • この更新前は、Red Hat OpenShift Pipelines Operator のバージョン 1.19.0 にアップグレードすると、Operator Pod がクラッシュする可能性がありました。この問題は、tektonconfig カスタムリソース (CR) の spec.tektonpruner.disabled フィールドが nil のときに、起動時に空のポインターが参照されるために発生しました。この更新により、問題が修正されました。
  • この更新前は、tekton_pipelines_controller_running_pipelineruns メトリクスのカウントに保留中の PipelineRun オブジェクトが含まれていたため、レポートが不正確になりました。この更新により、メトリクスはアクティブに実行されている PipelineRun オブジェクトのみをカウントし、保留中のオブジェクトは除外するため、監視の精度が向上します。
  • この更新前は、OpenShift Container Platform のアップグレード前の手順で、デフォルトの Tekton Results TLS シークレットが誤って削除されていました。この削除により、アップグレードプロセス中に Tekton Results API が失敗しました。この更新により、OpenShift Pipelines は TLS シークレットの削除を防ぎ、アップグレード中も Tekton Results API が動作し続けるようにします。
  • この更新前は、最近のリグレッションにより、git リゾルバーが Proxy のカスタム設定された公開鍵基盤 (PKI) をバイパスし、セルフホスト型 Git プロバイダーへの参照を解決できなくなる可能性がありました。この更新により、git リゾルバーは、カスタム PKI 内のすべての証明書を含む、Proxy で設定された完全な CA バンドルを信頼し、セルフホスト型 Git プロバイダーへの安全な接続を復元します。
  • この更新前は、同時更新やクォータの使い果たしなどの ResourceQuota の競合により TaskRun オブジェクトが PersistentVolumeClaim (PVC) の作成に失敗した場合、TaskRun は直ちに Failed としてマークされていました。この更新により、ResourceQuota の問題が原因で、TaskRun による PVC 作成に失敗した場合に、すぐに失敗するのではなく、保留状態のままになり、PVC 作成を再試行します。
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