検索

1.4. kn domain コマンド

download PDF

以下のコマンドを使用して、ドメインマッピングを作成および管理できます。

1.4.1. Knative CLI を使用したカスタムドメインマッピングの作成

前提条件

  • OpenShift Serverless Operator および Knative Serving がクラスターにインストールされている。
  • Knative サービスまたはルートを作成し、その CR にマップするカスタムドメインを制御している。

    注記

    カスタムドメインは OpenShift Container Platform クラスターの DNS を参照する必要があります。

  • Knative (kn) CLI がインストールされている。
  • OpenShift Container Platform でアプリケーションおよび他のワークロードを作成するために、プロジェクトを作成しているか、適切なロールおよびパーミッションを持つプロジェクトにアクセスできる。

手順

  • ドメインを現在の namespace の CR にマップします。

    $ kn domain create <domain_mapping_name> --ref <target_name>

    コマンドの例

    $ kn domain create example.com --ref showcase

    --ref フラグは、ドメインマッピング用のアドレス指定可能なターゲット CR を指定します。

    --ref フラグの使用時に接頭辞が指定されていない場合は、ターゲットが現在の namespace の Knative サービスであることを前提としています。

  • ドメインを指定された namespace の Knative サービスにマップします。

    $ kn domain create <domain_mapping_name> --ref <ksvc:service_name:service_namespace>

    コマンドの例

    $ kn domain create example.com --ref ksvc:showcase:example-namespace

  • ドメインを Knative ルートにマップします。

    $ kn domain create <domain_mapping_name> --ref <kroute:route_name>

    コマンドの例

    $ kn domain create example.com --ref kroute:example-route

1.4.2. Knative CLI を使用したカスタムドメインマッピングの管理

DomainMapping カスタムリソース (CR) の作成後に、既存の CR のリスト表示、既存の CR の情報の表示、CR の更新、または Knative (kn) CLI を使用した CR の削除を実行できます。

前提条件

  • OpenShift Serverless Operator および Knative Serving がクラスターにインストールされている。
  • 1 つ以上の DomainMapping CR を作成している。
  • Knative (kn) CLI ツールがインストールされている。
  • OpenShift Container Platform でアプリケーションおよび他のワークロードを作成するために、プロジェクトを作成しているか、適切なロールおよびパーミッションを持つプロジェクトにアクセスできる。

手順

  • 既存の DomainMapping CR をリスト表示します。

    $ kn domain list -n <domain_mapping_namespace>
  • 既存の DomainMapping CR の詳細を表示します。

    $ kn domain describe <domain_mapping_name>
  • 新規ターゲットを参照するように DomainMapping CR を更新します。

    $ kn domain update --ref <target>
  • DomainMapping CR を削除します。

    $ kn domain delete <domain_mapping_name>
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.