3.2. kn-event プラグインを使用したイベントの送信
kn event send
コマンドを使用して、イベントを送信できます。イベントは、公開されているアドレス、または Kubernetes サービスや Knative サービス、ブローカー、チャネル等のクラスター内のアドレス指定可能なリソースのいずれかに送信できます。このコマンドは、kn event build
コマンドと同じビルダーのようなインターフェイスを使用します。
前提条件
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Knative (
kn
) CLI がインストールされている。
手順
イベントの送信:
kn event send --field <field-name>=<value> --type <type-name> --id <id> --to-url <url> --to <cluster-resource> --namespace <namespace>
$ kn event send --field <field-name>=<value> --type <type-name> --id <id> --to-url <url> --to <cluster-resource> --namespace <namespace>
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ここでは、以下のようになります。
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--field
フラグは、データをフィールド/値のペアとしてイベントに追加します。これは複数回使用できます。 -
--type
フラグを使用すると、イベントのタイプを指定する文字列を指定できます。 -
--id
フラグは、イベントの ID を指定します。 -
イベントを一般にアクセス可能な宛先に送信する場合は、
--to-url
フラグを使用して URL を指定します。 イベントをクラスター内の Kubernetes リソースに送信する場合は、
--to
フラグを使用して宛先を指定します。-
<Kind>:<ApiVersion>:<name>
形式を使用して Kubernetes リソースを指定します。
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--namespace
フラグは namespace を指定します。省略すると、namespace は現在のコンテキストから取得されます。--to-url
または--to
のいずれかを使用する必要がある宛先の仕様を除き、これらのフラグはすべてオプションです。以下の例は、イベントを URL に送信するケースを示しています。
コマンドの例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下の例は、イベントをクラスター内のリソースに送信するケースを示しています。
コマンドの例
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