第1章 関数を使い始める
関数のライフサイクル管理には、関数の作成とデプロイが含まれ、その後、関数を呼び出すことができます。これらの操作はすべて、kn func
ツールを使用して OpenShift Serverless で実行できます。
1.1. 前提条件
クラスターで OpenShift Serverless Functions の使用を有効にするには、以下の手順を実行する必要があります。
OpenShift Serverless Operator および Knative Serving がクラスターにインストールされている。
注記関数は Knative サービスとしてデプロイされます。関数でイベント駆動型のアーキテクチャーを使用する必要がある場合は、Knative Eventing もインストールする必要があります。
-
oc
CLI がインストールされている。 -
Knative (
kn
) CLI がインストールされている。Knative CLI をインストールすると、関数の作成および管理に使用できるkn func
コマンドを使用できます。 - Docker Container Engine または Podman バージョン 3.4.7 以降がインストールされている。
- OpenShift Container Registry などの利用可能なイメージレジストリーにアクセスできる。
- Quay.io をイメージレジストリーとして使用する場合は、リポジトリーがプライベートではないか確認するか、OpenShift Container Platform ドキュメント Pod が他のセキュアなレジストリーからイメージを参照できるようにする設定 に従っていることを確認している。
- OpenShift Container レジストリーを使用している場合は、クラスター管理者が レジストリーを公開する 必要があります。