第11章 CloudEvents への関数のサブスクライブ
一連のイベントに関数をサブスクライブできます。これにより、関数がフィルターによって定義された CloudEvent
オブジェクトにリンクされ、自動応答が可能になります。
11.1. CloudEvents への関数のサブスクライブ
subscribe
コマンドは、関数を一連のイベントに接続し、CloudEvent
メタデータの一連のフィルターと、イベントが消費されるイベントのソースとしての Knative Broker を一致させます。
前提条件
- Knative Eventing がクラスターにインストールされている。
- Knative Broker を設定している。
-
Knative (
kn
) CLI がインストールされている。
手順
次のコマンドを実行して、関数を特定のブローカーのイベントにサブスクライブします。
コマンドの例
$ kn func subscribe --filter type=com.example.Hello --source my-broker
--source
フラグを使用してブローカーを指定し、1 つ以上の--filter
フラグを使用してフィルターを指定します。--source
フラグを省略してデフォルトのブローカーを使用することもできます。コマンドの例
$ kn func subscribe --filter type=com.example --filter extension=my-extension-value
Knative Triggers で関数をデプロイします。
コマンドの例
$ kn func deploy
出力例
🙌 Function image built: <registry>/hello:latest 🎯 Creating Triggers on the cluster ✅ Function deployed in namespace "default" and exposed at URL: http://hello.default.my-cluster.example.com