3.2. 認定ターゲット


認定ターゲットは、認定に関連するコンポーネントおよび製品に関する詳細と要件を提供します。

各認定コンポーネントの具体的な情報は、該当する場合に提供されます。

3.2.1. サーバー

IPI コンポーネント認定
  • サーバーは以下の認定を取得している必要があります。

    • Red Hat Enterprise Linux システム
    • 認定するプラットフォームに応じて、Red Hat OpenStack Platform Compute Node または Red Hat OpenShift Container Platform。

      各認定は、それぞれの Cloud Platform 製品バージョンと、それに関連する ironic リビジョンに対応します。RHOSP、RHOCP、またはその両方 (ハードウェアがそのプラットフォームの ironic ドライバーと互換性がある場合) にサーバーを認定できます。

  • サーバーには、ベースボード管理コントローラー (BMC) がインストールされている必要があります。
アシステッドインストーラーコンポーネントの認定
  • サーバーは以下の認定を取得している必要があります。

    • Red Hat Enterprise Linux システム
    • Red Hat OpenShift Container Platform
  • サーバーはベアメタルである必要があります。仮想マシンはサポートされていません。

3.2.2. Red Hat Cloud Platform の製品

IPI コンポーネント認定

以下のバージョンの Red Hat 製品の BMC サーバーおよびベアメタルサーバーを認定できます。

  • Red Hat OpenStack Platform 16.0、16.1、16.2、または 17.0
  • Red Hat OpenShift Container Platform 4.9、4.10、4.11、4.12、または 4.13
アシステッドインストーラーコンポーネントの認定

Red Hat 製品の以下のバージョンのベアメタルサーバーを認証できます。

  • Red Hat OpenShift Container Platform 4.13 および RHEL 9.2

3.2.3. ベースボード管理コントローラー (BMC)

IPI コンポーネント認定

BMC は、サーバーのマザーボードにインストールまたは組み込まれた専用のマイクロコントローラーで、システム管理ソフトウェアと物理ハードウェアプラットフォームの間のインターフェイスを管理します。Red Hat OpenStack/OpenShift Platform にあるベアメタルサービスは、サーバーの BMC を利用してクラスターで利用できるようにシステムのプロビジョニングを行い、電源とネットワークブートの両方を制御し、これらのノードのデプロイメントを自動化すると共に、不要になったノードを終了します。

BMC は、同じ BMC を複数のシステムで使用できるサーバーシステム全体で、活用する コンポーネントとして認定できます。Red Hat は、Red Hat Hardware Certification プログラムのコンポーネントを利用して、BMC と Red Hat ソフトウェア間の対話をテストするのと同様に、パートナーの内部品質分析テストを活用して、お客様の環境にリスクを及ぼすことなく、より効率的な認定プロセスを提供します。したがって、BMC およびサーバーシステムでベアメタル認定を利用するパートナーは、特定のサーバーシステム、特定の BMC、および特定の Red Hat Cloud Platform 製品で独自のテストを実施して、特定の組み合わせを検証することが推奨されます。ただし、各組み合わせについて、個々の認定結果を Red Hat に送信する必要はありません。

3.2.4. Bare Metal のドライバー

IPI コンポーネント認定

BMC は、対応する Red Hat Cloud Platform 製品で提供されるサポート対象の ironic ドライバーを使用する必要があります。Red Hat 製品に含まれていない ironic ドライバーを必要とする BMC は、認定できません。

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