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2.4. Pacemaker を使用した高可用性と DVR

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ベースプロファイル ovn-dbs-container と Pacemaker 高可用性 (HA) プロファイル ovn-dbs-container-puppet の 2 つの ovn-dbs プロファイルのいずれかを選択できます。

Pacemaker HA プロファイルを有効にすると、ovsdb-server は Pacemaker およびリソースエージェントの Open Cluster Framework (OCF) スクリプトにより管理される マスター/スレーブ モードで実行されます。OVN データベースサーバーは全コントローラーで起動し、pacemaker はその中からマスターロールとして機能するコントローラーを 1 つ選択しますマスター モードで実行する ovsdb-server インスタンスはデータベースに書き込みできますが、その他のスレーブの ovsdb-server サービスはすべて マスター からローカルにデータベースを複製し、データベースに書き込みできません。

このプロファイル用の YAML ファイルは tripleo-heat-templates/environments/services-docker/neutron-ovn-dvr-ha.yaml ファイルです。これを有効化すると、OVN データベースサーバーは Pacemaker によって管理され、puppet-tripleoovn:ovndb-servers という名前の pacemaker OCF リソースを作成します。

OVN データベースサーバーは各コントローラーノードで起動し、仮想 IP アドレス (OVN_DBS_VIP) を所有するコントローラーは、OVN DB サーバーを master モードで実行します。OVN ML2 メカニズムドライバーと ovn-controller は次に OVN_DBS_VIP 値を使用してデータベースサーバーに接続します。フェイルオーバーが発生した場合には、Pacemaker がこの仮想 IP アドレス (OVN_DBS_VIP) を別のコントローラーに移動し、またそのノードで実行されている OVN データベースサーバーを master に昇格します。

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