第7章 アップグレード後のステップの実行
このプロセスでは、主要なアップグレードプロセスが完了した後の最終ステップを実行します。
前提条件
- オーバークラウドを最新のメジャーリリースにアップグレードする作業が完了していること
7.1. オーバークラウドのアップグレード後の一般的な考慮事項 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下の項目は、オーバークラウドのアップグレード後の一般的な考慮事項です。
-
必要な場合にはオーバークラウドノードで作成された設定ファイルを確認します。パッケージをアップグレードすると、各サービスのアップレードされたバージョンに適した
.rpmnew
ファイルがインストールされている可能性があります。 コンピュートノードが
neutron-openvswitch-agent
の問題をレポートする可能性があります。これが発生した場合には、各コンピュートノードにログインして、このサービスを再起動します。以下に例を示します。sudo docker restart neutron_ovs_agent
$ sudo docker restart neutron_ovs_agent
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 状況によっては、コントローラーノードのリブート後に IPv6 環境で
corosync
サービスの起動に失敗する可能性があります。これは、コントローラーノードが静的な IPv6 アドレスを設定する前に Corosync が起動してしまうことが原因です。このような場合は、コントローラーノードで Corosync を手動で再起動してください。sudo systemctl restart corosync
$ sudo systemctl restart corosync
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow