6.3. エッジサイトでの特定イメージ種別の除外


デフォルトでは、Compute ノードは、サポートするすべてのイメージ形式を公開します。Compute ノードが Ceph ストレージを使用しない場合には、イメージ形式の公開から RAW イメージを除外することができます。RAW イメージ形式は、QCOW2 イメージよりも多くのネットワーク帯域幅およびローカルストレージを使用し、Ceph ストレージを持たないエッジサイトでの使用は非効率です。特定のイメージ形式を除外するには、NovaImageTypeExcludeList パラメーターを使用します。

重要

Ceph には RAW イメージが必要なので、このパラメーターは Ceph を使用するエッジサイトには使用しないでください。

注記

RAW イメージを公開しない Compute ノードは、RAW イメージから作成されたインスタンスをホストできません。これは、スナップショットの再デプロイおよび退避に影響を及ぼす可能性があります。

前提条件

  • Red Hat OpenStack Platform director がインストールされている。
  • 中央サイトがインストールされている。
  • DCN のデプロイメントで Compute ノードが利用可能である。

手順

  1. アンダークラウドホストに stack ユーザーとしてログインします。
  2. source コマンドで stackrc 認証情報ファイルを読み込みます。

    $ source ~/stackrc
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  3. カスタム環境ファイルの 1 つに NovaImageTypeExcludeList パラメーターを含めます。

    parameter_defaults:
      NovaImageTypeExcludeList:
            - raw
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  4. ご自分のデプロイメントに該当するその他の環境ファイルと共に、NovaImageTypeExcludeList パラメーターが含まれる環境ファイルをオーバークラウドデプロイメントコマンドに追加します。

    openstack overcloud deploy --templates \
    -n network_data.yaml \
    -r roles_data.yaml \
    -e <environment_files> \
    -e <new_environment_file>
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