4.4. 高度な OSD 仕様の設定
デフォルトの仕様では、Ceph Storage クラスターに必要な機能が提供されない場合、高度な OSD 仕様を設定します。
手順
-
アンダークラウドノードに
stack
ユーザーとしてログインします。 高度な OSD 仕様を定義する YAML 形式のファイルを作成します。
以下は、カスタム OSD 仕様の例です。
data_devices: rotational: 1 db_devices: rotational: 0
この例では、すべてのローテーションデバイスがデータデバイスになり、すべての非ローテーションデバイスが共有デバイスとして使用される OSD 仕様を作成します。動的 Ceph サービス仕様が構築されると、
service_type
がosd
の場合、仕様ファイルにあるものは、すべて仕様のセクションに追加されます。- 仕様ファイルを保存します。
仕様をデプロイします。
openstack overcloud ceph deploy \ --osd-spec <osd_specification_file>
<osd_specification_file>
を作成した仕様ファイルの名前に置き換えます。$ openstack overcloud ceph deploy \ --osd-spec osd_spec.yaml \
関連情報
サービス仕様で OSD を設定するために使用される OSD 関連の属性のリストは、Red Hat Ceph Storage 操作ガイド の OSD をデプロイするための高度なサービス仕様およびフィルター を参照してください。