第7章 動的ルーティング用のデータプレーンの作成
Red Hat OpenStack Services on OpenShift (RHOSO) のデータプレーンは、RHEL 9.4 ノードで構成されます。OpenStackDataPlaneNodeSet カスタムリソース定義 (CRD) を使用して、ノードとデータプレーンのレイアウトを定義するカスタムリソース (CR) を作成します。OpenStackDataPlaneNodeSet CR は、類似したタイプのノードの論理グループです。データプレーンは通常、さまざまな設定とロールを持つノードのグループを定義する複数の OpenStackDataPlaneNodeSet CR で構成されます。OpenStackDataPlaneNodeSet CR では、事前にプロビジョニングされたノードを使用することも、プロビジョニングされていないノードを使用することもできます。
- 事前プロビジョニングされたノード: ノードをデータプレーンに追加する前に、独自のツールを使用してノードにオペレーティングシステムをインストールした場合。
- プロビジョニングされていないノード: ノードをデータプレーンに追加する前に、ノードにオペレーティングシステムをインストールしていない場合。ノードは、データプレーンの作成およびデプロイプロセスの一部として Cluster Baremetal Operator (CBO) を使用してプロビジョニングされます。
同じ OpenStackDataPlaneNodeSet CR に、事前にプロビジョニングされたノードとプロビジョニングされていないノードの両方を含めることはできません。
現在、動的ルーティング環境では、RHOSO コントロールプレーンノードをデータプレーンゲートウェイノードとして設定できないという制限があります。このため、OVN ゲートウェイシャーシをホストする専用の Networker ノードが必要です。この制限は、今後の RHOSO リリースで解決される予定です。詳細は、OSPRH-661 を参照してください。
データプレーンを作成してデプロイするには、次のタスクを実行する必要があります。
-
Ansible がデータプレーンノードでコマンドを実行するために使用する、各ノードセットの
SecretCR を作成します。 -
データプレーンのノードとレイアウトを定義する
OpenStackDataPlaneNodeSetCR を作成します。 -
指定の
OpenStackDataPlaneNodeSetCR のリストに対して、ソフトウェアをデプロイおよび設定する Ansible 実行をトリガーするOpenStackDataPlaneDeploymentCR を作成します。
次の手順では、シンプルなノードセットを作成します。一方は事前にプロビジョニングされたノードを使用し、もう一方はノードセットのデプロイメント中にプロビジョニングが必要なベアメタルノードを使用します。実稼働環境に必要なカスタマイズを追加する前に、次の手順を使用してテスト可能な初期環境をセットアップします。
デプロイした環境にノードセットを追加したり、サービスのデフォルト ConfigMap CR の共通設定を更新したり、カスタムサービスを作成したりすることで、デプロイした環境をカスタマイズできます。デプロイ後にデータプレーンをカスタマイズする方法の詳細は、Red Hat OpenStack Services on OpenShift デプロイメントのカスタマイズ ガイドを参照してください。
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- OpenStack Operator を使用して作成した動作中のコントロールプレーン。詳細は、コントロールプレーンの作成 を参照してください。
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cluster-admin権限を持つユーザーとして、Red Hat OpenShift Container Platform (RHOCP) クラスターにアクセスできるワークステーションにログオンしている。