5.6. ネットワーク機能仮想化 (NFV)
ネットワーク機能仮想化 (NFV) は、通信事業者 (CSP) が従来のプロプライエタリーハードウェアの範囲を超えて効率性と俊敏性を高め、運用コストを削減するのに役立つソフトウェアベースのソリューションです。
Red Hat OpenStack Services on OpenShift (RHOSO) 環境で NFV を使用すると、スイッチ、ルーター、ストレージなどのハードウェアデバイス上で実行されるネットワーク機能 (VNF) を標準の仮想化テクノロジーを使用して仮想化する仮想化インフラストラクチャーを実現して、IT とネットワークを融合することができます。NFV 環境では、Data Plane Development Kit (DPDK) と Single Root I/O Virtualization (SR-IOV) テクノロジーを活用して、パケット処理速度を向上させます。
NFV のデプロイを選択した場合は、デプロイガイドとして Red Hat OpenStack Services on OpenShift のデプロイ ではなく ネットワーク機能仮想化環境のデプロイ を使用する必要があります。