第7章 アクションスクリプト


アクションスクリプトは、Script プロパティーまたは要素のインターセプターアクションを定義するコードの一部です。アクションスクリプトは、グローバル変数、プロセス変数、および事前定義変数 kcontext にアクセスできます。kcontext は、ProcessContext インターフェイスのインスタンスです。kcontext 変数の詳細は、ProcessContext Javadoc を参照してください。

Java および MVEL は、アクションスクリプト定義の方言としてサポートされます。MVEL は有効な Java コードを受け入れ、さらにパラメーターへのネストされたアクセスをサポートします。たとえば、MVEL 呼び出し person.name は Java 呼び出し person.getName() と同等です。

Java 方言および MVEL 方言でのアクションスクリプトの例

// Java dialect
System.out.println(person.getName());

// MVEL dialect
System.out.println(person.name);
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アクションスクリプトを使用して、プロセスインスタンスに関する情報を表示することもできます。たとえば、以下のコマンドを使用して以下を使用します。

  • プロセスインスタンスの ID を返します。

    System.out.println(kcontext.getProcessInstance().getId());
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  • プロセスインスタンスに親がある場合は、親プロセスインスタンス ID を返します。

    System.out.println(kcontext.getProcessInstance().getParentProcessInstanceId());
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  • プロセスインスタンスに関連するプロセス定義の ID を返します。

    System.out.println(kcontext.getProcessInstance().getProcessId());
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  • プロセスインスタンスに関連するプロセス定義の名前を返します。

    System.out.println(kcontext.getProcessInstance().getProcessName());
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  • プロセスインスタンスの状態を返します。

    System.out.println(kcontext.getProcessInstance().getState());
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アクションスクリプトにプロセス変数を設定するには、kcontext.setVariable("VARIABLE_NAME", "VALUE") を使用します。

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