1.4. コマンドラインおよび API を使用した OpenShift での Quay の設定
デプロイされたら、Quay 設定バンドルシークレット spec.configBundleSecret
を編集して Quay アプリケーションを設定し、QuayRegistry リソースの spec.components
オブジェクトのコンポーネントの管理ステータスを変更することもできます。
Operator は spec.configBundleSecret
リソースの変更の有無を監視しないため、新しい Secret
リソースに設定変更が行われ、spec.configBundleSecret
フィールドが変更を反映するように更新することが推奨されます。新しい設定で問題が発生した場合は、spec.configBundleSecret
の値を以前の Secret
に戻すことが簡単にできます。
設定を変更する手順には、以下の操作が必要です。
- 現在のエンドポイントおよびシークレットの決定
- Red Hat Quay が OpenShift にすでにデプロイされている場合、既存の設定バンドルのダウンロード
-
config.yaml
設定ファイルの作成または更新 - Quay に必要な SSL 証明書またはサービスに必要なカスタム SSL 証明書のアセンブル
- 設定ファイルおよび証明書を使用した新規設定バンドルシークレットの作成
- レジストリーの作成または更新、新規設定バンドルシークレットの参照、およびコンポーネント管理用の過程の指定
- デプロイメントを監視して正常に完了し、設定の変更が反映されていることを確認します。
または、設定エディター UI を使用して、セクション 4章設定ツールを使用した OpenShift における Quay の再設定 で説明されているように Quay アプリケーションを設定できます。
1.4.1. QuayRegistry エンドポイントおよびシークレットの決定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
oc describe quayregistry
または oc get quayregistry -o yaml
を使用して QuayRegistry リソースを検査し、現在のエンドポイントおよびシークレットを判別します。
関連するフィールドは以下のとおりです。
-
registryEndpoint
: レジストリーの URL、レジストリー UI へのブラウザーアクセス、およびレジストリー API エンドポイント -
configBundleSecret
:config.yaml
ファイルと SSL 証明書を含む設定バンドルシークレット -
configEditorEndpoint
: 設定エディターツールの URL、設定ツールへのブラウザーアクセス、および設定 API -
configEditorCredentialsSecret
: ユーザー名 (通常はquayconfig
) および設定エディターツールのパスワードが含まれるシークレット
設定エディターツールのユーザー名とパスワードを確認するには、以下を実行します。
シークレットを取得します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ユーザー名をデコードします。
echo 'cXVheWNvbmZpZw==' | base64 --decode
$ echo 'cXVheWNvbmZpZw==' | base64 --decode quayconfig
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow パスワードをデコードします。
echo 'SkZwQkVKTUN0a1BUZmp4dA==' | base64 --decode
$ echo 'SkZwQkVKTUN0a1BUZmp4dA==' | base64 --decode JFpBEJMCtkPTfjxt
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow