1.4. Red Hat Quay の新機能と機能強化


Red Hat Quay に対して次の更新が行われました。

1.4.1. v2 UI 通知ドロワー

このリリースでは、Red Hat Quay v2 UI に 通知ドロワー が追加されました。管理者とユーザーは、ベル のアイコンをクリックして、ナビゲーションバーから新しい UI の任意のページからの通知を表示できます。このアイコンをクリックすると、すべての通知がポップアップボックスに表示されます。それぞれの通知の X ボタンをクリックすると、通知をクリアできます。

注記

現在、v2 UI では、通知方法を選択する際に Red Hat Quay Notification オプションはサポートされていません。v1 UI を使用して Red Hat Quay Notification 方法を選択できます。

1.4.2. プロキシーキャッシュの強化

以前は、プロキシーされたリポジトリーからプルする場合、クライアントによって明示的に要求されたレイヤーのみが Red Hat Quay レジストリーにキャッシュされていました。この動作は、Red Hat Quay が v2 Blob エンドポイントへのリクエストを受信したレイヤーのみをキャッシュすることに起因します。その結果、ローカルマシン上に既存のレイヤーを持つクライアントはそれらのレイヤーを再要求せず、Red Hat Quay がそれらをレジストリーにプルできなくなります。この制限により、2 つの重要な問題が発生しました。レイヤーが欠落しているため、Clair はこれらの部分的なイメージの完全なスキャンを実行できず、アップストリームレジストリーがダウンする場合はイメージをプルできなくなりました。

このリリースでは、Red Hat Quay は、プロキシーされたリポジトリーからイメージがプルされたときに、すべてのレイヤーをキャッシュするようになりました。この機能拡張により、Clair はすべてのイメージをスキャンできるようになり、アップストリームレジストリーが利用できなくなった場合でもイメージをプルできるようにします。

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