2.2. Satellite Infrastructure サブスクリプションのアタッチ


注記

Red Hat カスタマーポータルで Simple Content Access (SCA) を有効にした場合は、本セクションを飛ばして次に進んでください。

Capsule Server の登録後に、サブスクリプションプール ID を特定して、利用可能なサブスクリプションをアタッチする必要があります。Red Hat Satellite Infrastructure のサブスクリプションを使用すると、Red Hat Satellite、Red Hat Enterprise Linux および Red Hat Software Collections (RHSCL) コンテンツにアクセスできるようになります。必要なサブスクリプションはこれだけです。

Red Hat Satellite Infrastructure は、Satellite (以前は Smart Management と呼ばれていました) を提供するすべてのサブスクリプションに含まれています。詳細は、Red Hat ナレッジベースSatellite Infrastructure サブスクリプション MCT3718 MCT3719 を参照してください。

サブスクリプションがシステムに割り当てられていない場合には、利用可能として分類されます。利用可能な Satellite サブスクリプションを見つけることができない場合は、Red Hat ナレッジベースソリューション How do I figure out which subscriptions have been consumed by clients registered under Red Hat Subscription Manager? を参照してスクリプトを実行し、サブスクリプションが別のシステムで使用されているかどうかを確認します。

手順

  1. Satellite Infrastructure サブスクリプションのプール ID を特定します。

    # subscription-manager list --all --available --matches 'Red Hat Satellite Infrastructure Subscription'

    このコマンドを実行すると、以下のような出力が表示されます。

    Subscription Name:   Red Hat Satellite Infrastructure Subscription
    Provides:            Red Hat Satellite
                          Red Hat Software Collections (for RHEL Server)
                          Red Hat CodeReady Linux Builder for x86_64
                          Red Hat Ansible Engine
                          Red Hat Enterprise Linux Load Balancer (for RHEL Server)
                          Red Hat
                          Red Hat Software Collections (for RHEL Server)
                          Red Hat Enterprise Linux Server
                          Red Hat Satellite Capsule
                          Red Hat Enterprise Linux for x86_64
                          Red Hat Enterprise Linux High Availability for x86_64
                          Red Hat Satellite
                          Red Hat Satellite 5 Managed DB
                          Red Hat Satellite 6
                          Red Hat Discovery
    SKU:                 MCT3719
    Contract:            11878983
    Pool ID:             8a85f99968b92c3701694ee998cf03b8
    Provides Management: No
    Available:           1
    Suggested:           1
    Service Level:       Premium
    Service Type:        L1-L3
    Subscription Type:   Standard
    Ends:                03/04/2020
    System Type:         Physical
  2. サブスクリプションプール ID を書き留めます。上記の例と、実際のサブスクリプションプール ID は異なります。
  3. Capsule Server の実行先のベースオペレーティングシステムに、Satellite Infrastructure サブスクリプションを割り当てます。

    # subscription-manager attach --pool=pool_id

    このコマンドを実行すると、以下のような出力が表示されます。

    Successfully attached a subscription for: Red Hat Satellite Infrastructure Subscription
  4. オプション: Satellite Infrastructure サブスクリプションが割り当てられていることを確認します。

    # subscription-manager list --consumed
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