5.5. 削除された機能
- RHEV API V3
- RHEV API v3 は Satellite 6.9 で非推奨になりました。本バージョンの Satellite で削除されました。
pulp-puppet-module
ビルダーPuppet コンテンツ管理および
pulp-puppet-module
ビルダーは Satellite 6.9 で非推奨になりました。Satellite の本バージョンで削除されました。同期された既存の Puppet リポジトリーは Satellite から削除されます。Satellite 6.10 へのアップグレード時に、以下のいずれかの条件が満たされると、Puppet リポジトリーが削除されます。- ライブラリーライフサイクル環境に Puppet リポジトリーがある場合。
- 非公開のコンテンツビューに Puppet リポジトリーがある場合。詳細は、What will happen to Puppet content on Satellite server after upgrade to Satellite 6.10? を参照してください。
- OSTree および Puppet のコンテンツタイプ
以下の OSTree および Puppet コンテンツタイプの管理操作は Satellite 6.9 で非推奨となり、このバージョンの Satellite で削除されています。
- OSTree リポジトリーおよび Puppet リポジトリーを作成する。
- OSTree リポジトリーおよび Puppet リポジトリーを同期する。
- OSTree および Puppet コンテンツタイプのリポジトリーをコンテンツビューに追加する。
- ライフサイクル環境全体で、OSTree および Puppet コンテンツタイプのリポジトリーを含むコンテンツビューを公開およびプロモートする。
- Delta RPM (drpm) のサポート
- Delta RPM (drpm) のサポートは、Satellite 6.9 で非推奨になりました。本バージョンの Satellite で削除されました。
- Red Hat Access Insights プラグイン
- Red Hat Access Insights プラグインは、Satellite 6.9 で非推奨になりました。本バージョンの Satellite で削除されました。
- リポジトリーのバックグラウンドダウンロードポリシー
- 本リリースでは、Download Policy = Background を設定するオプションが削除されました。この設定を使用すると、アップグレードプロセスでこれらのリポジトリーを Download Policy = Immediate に更新します。その結果、リポジトリーの同期に時間がかかる場合があります。これは、すべてのコンテンツがダウンロードされるまで同期が完了したとみなされないためです。
- Foreman フック
- Foreman フック機能は Satellite 6.9 で非推奨になりました。本バージョンの Satellite で削除されました。
- 汎用およびホストのブートディスク
- 汎用およびホストのブートディスクは Satellite 6.9 で非推奨になりました。これらは、このバージョンの Satellite で削除され、UI と CLI の両方で無効になっています。SYSLINUX/Grub2 ブートローダーをベースとしており、すべての RHEL 認定ハードウェアで機能する Full Host Bootdisk を使用します。VMWare の自動ブートディスク割り当て機能も Full Host Disk を使用するようになりました。
- hammer content-view version export および hammer content-view export-legacy
Satellite Air Gapped および Disconnected の機能拡張の一環として、コマンドの削除など、Satellite コマンドラインインターフェイスに変更が加えられています。
削除されたコマンドは次のとおりです。
hammer content-view version export
Satellite 6.10 では、このコマンドは
hammer content-export complete version
とhammer content-export incremental version
に置き換えられました。hammer content-view version export-legacy
Satellite 6.10 で、このコマンドは削除されました。
このコマンドに代わる、同じ形式でエクスポートされたコンテンツを生成するコマンドはありません。ただし、コマンドラインを使用すると、Satellite からコンテンツをエクスポートし、別の Satellite にインポートされます。Satellite 6.10 が提供する機能の詳細は、Satellite Server 間でのコンテンツ同期 を参照してください。
- MongoDB
- Satellite 6.10 では、Pulp 2 が Pulp 3 にアップグレードされ、その結果、MongoDB が Satellite から削除され、PostgreSQL が採用されました。
- Squid
- Squid は Pulp 3 のコンポーネントである pulpcore-content の一部として提供されているため、Satellite 6.10 で非推奨となり、アンインストールされました。
- 汎用およびホストの起動ディスク
-
汎用およびホストのブートディスクは UI と CLI の両方で削除され、無効になっています。代わりに、
SYSLINUX/Grub2
ブートローダーをベースとし、すべての RHEL 認定ハードウェアで機能するFull Host Bootdisk
が使用されます。さらに、VMWare 自動起動ディスクもFull Host Bootdisk
を使用するようになりました。