7.2. RHEL でサポートされている SCAP コンテンツの取得
Red Hat Enterprise Linux の最新の SCAP セキュリティーガイド (SSG) は Red Hat カスタマーポータルで入手できます。ホストの RHEL マイナーバージョン用に指定された SSG バージョンを取得する必要があります。
手順
- パッケージブラウザーの SCAP セキュリティーガイド にアクセスします。
-
バージョン メニューから、ホストが実行している RHEL マイナーバージョン向けの最新の SSG バージョンを選択します。たとえば、RHEL 8.6 の場合は、
*.el8_6
という名前のバージョンを選択します。 - パッケージ RPM をダウンロードします。
RPM からデータストリームファイル (
*-ds.xml
) を展開します。以下に例を示します。$ rpm2cpio scap-security-guide-0.1.69-3.el8_6.noarch.rpm \ | cpio -iv --to-stdout ./usr/share/xml/scap/ssg/content/ssg-rhel8-ds.xml \ > ssg-rhel-8.6-ds.xml
- データストリームを Satellite にアップロードします。詳細は、「追加の SCAP コンテンツのアップロード」 を参照してください。
関連情報
- Red Hat ナレッジベース の Supported versions of the SCAP Security Guide in RHEL
- Red Hat Enterprise Linux 9 セキュリティーの強化 の RHEL 9 で対応している SCAP セキュリティーガイドプロファイル
- Red Hat Enterprise Linux 8 セキュリティーの強化 の RHEL 8 で対応している SCAP セキュリティーガイドプロファイル
- Red Hat Enterprise Linux 7 セキュリティーガイド の RHEL 7 で対応する SCAP セキュリティーガイドプロファイル