2.5. Capsule Server のアップグレード
このセクションでは、Capsule Server を 6.16 から 6.17 にアップグレードする方法を説明します。
作業を開始する前に
- 「前提条件」 を確認してください。
- Capsule Server をアップグレードする前に、Satellite Server をアップグレードする必要があります。Capsule は、Satellite とは別にアップグレードできます。詳細は、「Satellite とは別の Capsule のアップグレード」 を参照してください。
- Red Hat Satellite Capsule 6.17 リポジトリーが Satellite Server で有効になっており、同期されていることを確認します。
- Satellite Server 上の必要なリポジトリーを必ず同期してください。詳細は、「新しいリポジトリーの同期」 を参照してください。
- コンテンツビューを使用して Capsule Server のベースオペレーティングシステムへの更新を制御する場合は、そのコンテンツビューを新しいリポジトリーで更新し、更新済みのバージョンを公開してプロモートします。詳細は、コンテンツの管理 の コンテンツビューの管理 を参照してください。
- 新たにアップグレードした Satellite Server に、Capsule のベースシステムが登録されていることを確認します。
- 新たにアップグレードした Satellite Server で、Capsule の組織と場所が正しく設定されていることを確認します。
- Capsule Server をアップグレードする前に、ファイアウォールの設定を確認して更新してください。詳細は、Capsule Server のインストール の Capsule インストールのための環境準備 を参照してください。
カスタムの証明書を実装している場合は、/root/ssl-build ディレクトリーと、カスタム証明書に関連するソースファイルを作成したディレクトリーのコンテンツを保持する必要があります。
アップグレード時にこのファイルを保持できないと、アップグレードは失敗します。ファイルを削除してしまった場合は、アップグレードを進めるためにバックアップから復元する必要があります。
Capsule Server のアップグレード
バックアップを作成します。
- 仮想マシンで、スナップショットを作成します。
物理マシンで、バックアップを作成します。
バックアップに関する詳細は、Red Hat Satellite の管理 の Satellite Server および Capsule Server のバックアップ を参照してください。
yum のキャッシュを消去します。
# yum clean metadata-
Satellite Server の
satellite-capsule-6.17-for-rhel-9-x86_64-rpmsリポジトリーを同期します。 - Capsule が登録されているコンテンツビューの新しいバージョンを公開およびプロモートします。
オプション: アップグレードには時間がかかるため、
tmuxなどのユーティリティーを使用して、通信セッションを一時停止し、再接続してください。これにより、コマンドシェルに接続し続けなくてもアップグレードの進捗が確認できるようになります。アップグレードコマンドを実行しているコマンドシェルへの接続がなくなった場合は、
/var/log/foreman-installer/capsule.logファイルのログメッセージで、プロセスが完全に終了したかどうかを確認できます。rubygem-foreman_maintainは、Satellite Maintenance リポジトリーからインストールされるか、現在インストールされている場合は Satellite Maintenance リポジトリーからアップグレードされます。Satellite Maintenance リポジトリーが有効になっていることを確認します。
# subscription-manager repos --enable \ satellite-maintenance-6.17-for-rhel-9-x86_64-rpmsCapsule が
satellite-maintenance-6.17-for-rhel-9-x86_64-rpmsにアクセスできることを確認し、以下を実行します。# satellite-maintain self-upgradeCapsule Server で
foreman_url設定が Satellite FQDN を参照していることを確認します。# grep foreman_url /etc/foreman-proxy/settings.ymlヘルスチェックオプションを使用して、システムがアップグレードの準備ができているかどうかを確認します。
# satellite-maintain upgrade check結果を確認し、アップグレードを実行する前に、強調表示されているエラー状態に対応します。
アップグレードを実行します。
# satellite-maintain upgrade runsatellite-maintain コマンドで再起動を指示された場合は、システムを再起動します。
# reboot- オプション: DNS または DHCP 設定ファイルを手動で編集した場合は、以前に作成したバックアップを使用して、DNS と DHCP の設定ファイルに必要なすべての変更を確認し、復元します。
リモート実行を使用した Capsule Server のアップグレード
バックアップを作成するか、スナップショットを作成します。
バックアップに関する詳細は、Red Hat Satellite の管理 の Satellite Server および Capsule Server のバックアップ を参照してください。
- Satellite Web UI で、Monitor > Jobs に移動します。
- Run Job をクリックします。
- Job category リストから Maintenance Operations を選択します。
- Job template リストから Capsule Upgrade Playbook を選択します。
- Search Query フィールドに Capsule のホスト名を入力します。
- Resolves to に Apply to 1 host が表示されていることを確認します。
- target_version フィールドに、Capsule のターゲットバージョンを入力します。
- whitelist_options フィールドにオプションを入力します。
- Schedule でジョブ実行のスケジュールを選択します。
- Type of query セクションで、Static Query をクリックします。