10.12. Kerberos チケットを付与するための Keytab の設定
以下の手順を使用して、Satellite が Keytab を使用して Kerberos 付与チケットを取得するように設定します。Keytab が設定されていないと、手動でチケットを取得する必要があります。
手順
以下の手順を実行して、Satellite の foreman-proxy
ユーザーが Kerberos 付与チケットを取得できるようにします。
foreman-proxy
ユーザーの ID を特定します。# id -u foreman-proxy
新しいファイルのパーミッションが
600
になるように、umask
の値を変更します。# umask 077
Keytab のディレクトリーを作成します。
# mkdir -p "/var/kerberos/krb5/user/USER_ID"
Keytab を作成するか、既存の Keytab をディレクトリーにコピーします。
# cp your_client.keytab /var/kerberos/krb5/user/USER_ID/client.keytab
ディレクトリーの所有者を
foreman-proxy
ユーザーに変更します。# chown -R foreman-proxy:foreman-proxy "/var/kerberos/krb5/user/USER_ID"
keytab ファイルが読み取り専用であることを確認します。
# chmod -wx "/var/kerberos/krb5/user/USER_ID/client.keytab"
SELinux コンテキストを復元します。
# restorecon -RvF /var/kerberos/krb5